Berryz工房バスツアー『トラベリーズ.comファイナル』レポ1日目「切ないBerryz工房」

ハロー!プロジェクトでは、各グループのメンバーとファンが共に行楽地に旅行に行き、現地でイベントやミニライブを楽しむ“バスツアー”という恒例のファンクラブイベントがある。Be rryz工房の場合も『トラベリーズ.com』と題して定期的に開催していたが、3月の活動停止を前にしてバスツアーも今回でファイナルとなった。

エンタメアライブでは、最後の開催となった『トラベリーズ.comファイナル in沖縄』のレポートを、ゲストライターkogonil氏の寄稿により、3回に分けてお送りする。
(宮元 望太郎)

というわけで、2015年の2月21日~23日にわたって開催されたBerryz工房のFCバスツアー、トラベリーズ.com ファイナル に参加してきました。

では、その一日目の様子を。

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宿泊したホテルのラウンジから望む沖縄の夕日

めんどくさい注意事項など

  1. 参加したくても出来なかった人が、わずかでも雰囲気を味わえるよう、なるべく時系列に沿ってお知らせするよう努めつつ、基本、記憶で書いているので、間違っていたらごめんなさい。
  2. Berryz工房やハロプロのことをある程度知っていて、バスツアーの様子を知りたいと思っている人を想定しています。
  3. なるべく工夫しましたが、冗長だと感じる方も多いかと。重ねて、あらかじめ、ごめんなさい。
  4. 先に公開いただいた参加心得にも書いたように、参加者多数のため、多くのイベントは、バス数台ごとにまとめられたグループによって、別々に行われたり、順番を前後して日程が組まれたりしています。下記の報告は、あくまで私が参加した場面に限定されていることをお断りします。
  5. また、物販されるグッズの他、旅の思い出としてメンバーから手渡しされるポストカードなど、いろいろ細かいトピックはありますが、さすがに煩雑になりすぎるので、そのあたりは割愛しています。
  6. さらに、海に面したホテルに宿泊したのですが、ラウンジから望む風景も、いわゆる「磯の香り」がしない透明な海も、本土とは別物としか思えない砂浜も、強い印象を与えてくれましたが、しかしメンバーの美しさが圧倒的なので、ここいらあたりも割愛しています。
  7. こうしたレポでは、旅の趣を醸すために、イベントごとの訪問先の情報を埋め込むのが定石のひとつでありましょう。以降もすべて同様で、過去のバスツアーについても同様なのですが、あくまで私の場合、メンバーとの邂逅に熱心なあまり、こうした訪問施設についての記憶が一切残っておりません。どうか、悪しからずご了承願いたく。

さて、早朝に羽田に集合し、沖縄へ向かい、到着したのはお昼前といった時間です。

アトラクションの1:車内DVDその1

バスツアーでは、イベント会場や宿泊施設のあいだをバスで移動する間、車内で特別のDVDが流されます。
全世界からの「頼むから発売してくれ」との絶叫にも関わらず、これは参加者だけの特典ということで、発売はありません(一部、後日発売されるFCのツアーDVDのエンディングなどにダイジェストが組み込まれる場合はあった:トラベリーズ.com2など)。

一般に発売されることはなく、ツアー参加者もその場で視聴するだけという公開形式のためでもあるのか、道重さんも、Berryz工房も、普段のDマガなど以上に、はっちゃけている様子を見せてくれます。道重さんなんか、いろいろお金のことなんかも、ぶっちゃけてました(笑)。

車内DVD1発目 序章

車内DVDの1発目は、空港を出発した早々に。
これまでのトラベリーズと同様、ツアーの巡回先のロケに佐紀ちゃんと千奈美ちゃんが出張ってくれています。
(※ 佐紀ちゃんと千奈美ちゃんのあれこれは、末尾にまとめています)

この1発目のDVDでは、軽くごあいさつといった内容で、他のメンバーも登場して、沖縄バスツアーへのあれこれをご紹介風に語ってくれていますが、もちろん一筋縄では終わりません。
ももちと一緒にいろいろ豊富を語り、せっかくの締めきっかけを ももち からもらっていながらエンジョイし損なう熊井ちゃんだったり。
茉麻と雅ちゃんとごあいさつに出てきたのに、ずっと茉麻のうでに寄りかかって寝てるふりの梨沙子さんだったり。

一旦DVDの上映は終わって、この先のご案内がガイドさんからあったのち、2発目の車内DVDに移ります。

車内DVD2発目 8ショットおすすめポーズ

車内DVDの2発目は、佐紀ちゃんと千奈美ちゃんによる宿泊するお部屋紹介と、全メンバーによる8ショットのおすすめポーズのご紹介。

お部屋紹介は、前回のトラベリーズ.com3 と同様、ベッドの誘惑に逆らえなかった千奈美ちゃんが寝に入るという流れ。佐紀ちゃんも一緒に寝に入る点と、「20分たったら再開ね」と、前回の15分よりも寝時間を延長している点がアップデートされた感じです。

おすすめポーズは、下記のようなこんな感じ。

佐紀ちゃん → シーサー(がおーな感じが可愛い)
熊井ちゃん → 「ピリリ」のフリ(大きなフリはダメなはずでは?)
ももち → シーサー(ファンのみなさまからの愛を受信するアンテナ添え)
千奈美ちゃん → 謎のパイナップルポーズ(頭の後ろでパーを出す)
梨沙子さん → 沖縄ということでソーキそばをすするポーズ
雅ちゃん → サトウキビ(肘までの合掌ポーズ)からのフラワーポーズ(?)
茉麻 → セクシーポーズ(画面の外からの雅ちゃんによるダメ出し添え)

アトラクションの2:メンバーとの8ショット

そんな中、8ショット会場に到着です。
バスの号車ごとに呼び込まれ、待機所で着席するうち、メンバーたちが現れて場所の抽選(メンバーのね)が行われる流れ。

あえて書くまでもないことですが、まあメンバーが7人揃うと、その圧のすごいこと。
あんなにホワホワした熊井ちゃんですら、はっきり言って怖いくらいの圧です。

順次、着席の列ごとに撮影会場まで呼び込まれ、係りの人へご希望のポーズを伝え、着席すると一瞬で撮影は終わります。おそらく「分」の単位には達していないかと。

カメラのシャッターが下りた音をきっかけに席を立って、メンバーに「ありがとう」とお礼を言って会場外へ。他の人がみんなそうしているわけではないでしょうが、私見では、このタイミングで、ちゃんとメンバーにお礼するなり一言声をかけていく参加者が多いように思います。
当人としては、あまりにテンパっているため、外形的に目が合っていても、意識的な記憶には残りません。同室の参加者さんも「く、く、熊井ちゃんが隣にいたのに!隣にいたのに!」と、誰に訴えるわけでもない後悔を口にしていました。私も、まったく同じ気持ちです。

投稿者、叱られの記録

投稿者、叱られの記録

私のご指定ポーズは、前回のBerryzのツアーでも道重さんのツアーでも、すべて同じで、「叱って下さい」というもの。
(※ 投稿者の性癖を詮索することはご遠慮下さい)

みなさん、しっかり要望に応じてくれて、ほんとうに嬉しいです。
とりわけ、梨沙子さんのイメージ通りの姿や、今年の場合での熊井ちゃんの顔の角度や、佐紀ちゃんと千奈美さんの表情などは、まさに求めていた通りで、これだけで私としては元が取れた気分です。

撮影会場から出る通路上で、今回のバスツアーでのイベントやライブの座席をくじ引きしつつバスに戻ります。

この後、私たちのバスが所属するグループは宿泊施設へと向かうわけですが、私たちが写真撮影を終えてからも後続のグループが延々と写真撮影をすることになるので、ここから私たちのグループは夕食までの長い待機時間に放り込まれます。

しかしながら、上に述べたように、800人からの参加者からの細かい要望に、ニコやかに対応してポーズを決めてくれるメンバーたちには、感謝の言葉しかありません
私は自分の分を終えてから「ヒマだな」と言いつつブラブラしていれば良いですが、メンバーたちは、そのまま数時間にもおよぶ苦行とも思えるファン対応を続けるわけですから。

アトラクションの3:車内DVDその2

宿泊施設に向かう車中では、車内DVD3発目が。
佐紀ちゃんと千奈美ちゃんによる、お土産ショップ紹介と食事風景です。

お土産ショップでは、欲しいものを買いあさった結果、5329円がレジに表示されるも、店員さんに果敢に値下げを申し出る千奈美ちゃん。一発芸が面白かったら「5329」を「5」にして欲しいとの申し出です。
この「5」って5000円かと思うじゃないですか。千奈美ちゃん的には「5円に」ってことだったようです(笑)。結果、一発芸が微妙な感じに終わり、5300円のお支払いになりました。

ナチュラルに前に出ても不快さを1ミリも感じさせない果敢な千奈美ちゃんに大笑いしつつ、バスは宿泊するホテルへ到着します。

Intermission(物販~夕食~マッサージ)

ホテル内で今回のツアーグッズの物販を済ませ(あたりまえのように書いていますし、事実あたりまえですが、物販でのグッズ購入は必須ではありません)、割り当てられた居室に落ち着き、さて、長い待機時間です。
夕食までには2時間以上あります。
夕食を終えてからも、次の公式イベントまでは、さらに2時間あります。はっはっは。

先に公開いただいた参加心得にも書いたように、これは、大量の参加者をブロックごとにさばくためにできてしまったやむを得ない待機時間です。

ここで同室の参加者さんと語らって、私たちは、一足先に大浴場へ向かいました。
これが大正解で、夜イベント終了後の就寝前は大混雑だったようですが、私たちはゆっくりお風呂に入ることができました。夕食後の待機時間も、私はマッサージをお願いして、飛行機からバスと、揺られ続けた身体の負担を軽くしてエコノミー症候群の危機を脱したりしていました。

8ショットでのメンバーからの圧とテンパる気持ちで、アップアップの上ずった気持ちのまま別のイベントになだれ込むよりは、こうした空き時間があることは(いくつか条件はクリアしないといけないとはいえ)クールダウンの意味もあって、かえって良かったかもしれません。

アトラクションの4:夜イベント2回目公演

ようやく始まった夜イベントは、宿泊しているホテルの集会施設にて。
私のいたグループは、実は2回目のイベントということに。つまり、私がのんびりマッサージをくらっていた時間に、別のブロックの参加者向けに、メンバーたちはイベントを回していたということです。
ほんとうに頭がさがります。

夜のイベントは、ファンの集い的なトークメインのイベントです。
これが楽しかった
私の席は、あまり良い席とは言えなかったのですが、しかし、楽しかった。

イベントは構成は、こんな感じです。

1・パッション E-CHA E-CHA
2・トーク
3・QAコーナー
4・BERRY FIELDS

「パッション E-CHA E-CHA」は5枚めのシングルである「恋の呪縛」のカップリングです。なんか、全般的に、通常のライブではご無沙汰だった楽曲を意図的に再演してくれているのかなと。

ももちに話しかけられる事案発生

イベント会場に向かうと、IDチェックを終えた先の入口で、梨沙子さん、ももち、千奈美ちゃん、雅ちゃんがお出迎え(推測するに、別グループの1回目のイベントでは、お出迎えは佐紀ちゃん、茉麻、熊井ちゃんだったのではないかと)。
この際、ももち に「もうお酒、飲んでるの?」と(たぶん私に向けて)話しかけられたのは、末代までの語り草です。雅ちゃんからは、ツアー中ところどころで配布されるメンバーお手製のポストカードを収納しておく旅のアルバムが手渡しされました。

マドンナ雅ちゃん

オープニングの曲に続けての、トークとQAコーナーが楽しかった。

なんだか、雅ちゃんが共学の学園祭に遊びに来た近所でも有名な女子校のマドンナみたいな感じで。ファンに向かっても、メンバーに向かっても、悪意ない感じで辛辣な一言をズダッと放り込んでは、次の瞬間、隣の茉麻の後ろに隠れて、茉麻の肩ごしに上目遣いでそっと(辛辣な一言を投げかけた相手の方を)伺うといった様子。
そして、その様子がおかしいのか、雅ちゃんに頼られてる感じが嬉しいのか、ずっと謎のニヤニヤを浮かべている茉麻。
雅ちゃん、気品すらただようルックスだけど、この隠しきれない稚気が全開で、とっても可愛かったです。末代までの語り草です。

うらやましいメンバーは誰?

QAコーナーは、バスの移動中に事前にファンが書いたメンバーへの質問から、ランダムにお答えするもの。事前に配られた質問用紙には「最後なので、普段よりもきわどい質問にもぶっちゃけちゃいます」的なことがお知らせされていましたが、メンバーがボックスからランダムに引く形式にも関わらず、想像されるような下品な質問はなく、ベリヲタのみなさんは、ほんまに紳士ぞろいですよね。

申し訳ないことに全部は記憶できていないのですが、私が面白かったのは、「うらやましいと思うメンバーは?」という質問。メンバーそれぞれの回答は次のとおりです。

佐紀ちゃん → 梨沙子 (自分の意見があるから。私は流されてしまうので)
ももち → 佐紀ちゃんと梨沙子 (トークで噛んでもエーイングされないから)
千奈美 → 誰がじゃなく、ハロプロのなかで自分の扱いが悪いことに不満
茉麻 → 千奈美 (自分は真面目に見られる分、ちょっとの失敗が大きく見える。
その点、普段から失敗しても「いつもどおり」な千奈美がうらやましい)
雅ちゃん → いない
熊井ちゃん → 雅ちゃん (前髪のアレンジが似合うから)
梨沙子 → いない

この問答の中で、「いない」と答えた雅ちゃんと梨沙子に対して、「さすが女王様」的なリアクションが会場に一瞬にして共有されたのも面白かったし、熊井ちゃんの前髪の話題から、佐紀ちゃんが無理やり ももち にデコ出しさせられる流れができて、ももち にされるがままな佐紀ちゃんの様子など、楽しすぎる一幕でした。

最後に「BERRY FIELDS」を歌ってくれて、おひらき。
「明日もあるんだから、ちゃんと夜更ししないで寝な!」というメンバーからのお言葉をもらいつつ。

「BERRY FIELDS」はデビュー曲のカップリングということで、これもまた、懐かしい選曲。やはり、全体として、何かしら意識するところがあるのでしょうね。
あのとき植えた「夢の苗」は、こんなに大きく育ちましたよ

*****

最後に、今般のツアーで感じた切なさにコメントして、一日目の報告を終えることにます。二日目以降、近日投稿予定ってことで。

楽しさの影にほのみえる切ないBerryz工房

今般のバスツアー、Berryzらしい楽しさも、プロとしてのステージも、きちんとひとりひとりのファンに応じてくれるという嬉しさも、そして最後であるという儚さと寂しさと切なさも、すべてを十全に味わえるバスツアーでありました。
Berryzらしい楽しさについて、それは二日目の夜イベントで語るのがふさわしいと思うので、ここでは、楽しさの中に見えてしまう切ないBerryzについてコメントを添えて終えたいと思います。

しっかり仕事をする徳永千奈美さん

空港シーンで始まる1発目のバス車内DVDから。
自撮りで説明するのに夢中になっている千奈美ちゃんをそ~っと後に残して佐紀ちゃんがロケバスに乗り込みます。

…水着もってこいって言われた。
ねーーキャプテンっ!
(とカメラを向いたまま後ろにいるはずの佐紀ちゃんに話しかけて、返事がないことに振り返って…)
ほあぁああ~~~

映像はロケバス車内からのアングルに切り替り、ロケバスを追いかけてくる千奈美ちゃんが動き始めたロケバスに取り縋る様子を写し出しています。
ひと騒動後、「もう少し早く(車が)走ってくれれば面白いのに、追いついちゃったよ私」と、大慌ての「ほあぁあああ!」な様子も含めてプロのお仕事であるとアピールする千奈美ちゃんでした。

千奈美ちゃんの「ほあぁぁあああ」という悲鳴はクセになりますよね。悲鳴だと思われるのに何故かニッコニコであるという点も含めて。

その他、お土産店の紹介でも、店員さんにグイグイ行く千奈美ちゃんです。
ナチュラルにいろいろやらかしていながら、ただ周囲のあれこれに反応して、ひたすら大騒ぎしているだけのようでいながら、見ていると、一生懸命に場を成立させようと、真面目に頑張っている千奈美ちゃんがいることがわかります。

清水佐紀さんと徳永千奈美さんのこと

千奈美ちゃんは、いろいろやらかしつつ、画面の端から端まで飛び回ってはしゃぎまわりつつ、実は責任感があって、ロケ先の人にきちんと話しかけたり、しっかり収録を切り回そうと、がんばっています。

それを嬉しそうに佐紀ちゃんは見ています。千奈美ちゃんが、ちょっと言い間違えると、嬉しそうにそれを反復しています。千奈美ちゃんの言い間違いをクローズアップさせようと前景化するのではなく、後ろでコソっと、千奈美ちゃんの言い間違えを真似してクスクス笑っています。千奈美ちゃんがお店の方などに失礼な言い方をしてしまった場合も、「なんか、うちの千奈美がすいません」的に、保護者然としてふるまう佐紀ちゃんですが、けっして千奈美ちゃんを掣肘することはなく、いつもクスクス笑っています。
クスクス笑う佐紀ちゃんの嬉しそうな様子は、佐紀ちゃんの目が、もう見るからに嬉しい、嬉しい、と言っているので明らかです。

自由に前に出ては、やらかす千奈美ちゃん。それを嬉しそうに眺めている佐紀ちゃん。一方で、千奈美ちゃんが場を保ってくれることに安心しきった感じで、その影で佐紀ちゃんが自由に遊んでいる感じもあります。

佐紀ちゃんもなかなかです。前に出るだけ出て、場を切り回しつつ、時にやらかしつつ、それでも懸命に予定された収録を仕上げるべく奮闘する千奈美ちゃんをよそに、そうした千奈美ちゃんの奮闘の影に隠れて、黙々と飯を食っていたり、淡々とお土産の品定めをしていたり、話しかけられているのに自分の作業にだけ夢中だったりと、佐紀ちゃんは、実は、千奈美ちゃんに輪をかけて自由です。

なんだか、どちらがお姉さんで、どちらが妹なのか。どちらが子供で、どちらが保護者なのか、単純には判断できない、とてもコミカルで、そしてとても心温まる様子です。

佐紀ちゃんは、千奈美ちゃんが大好きなんだなあと、そして自分と千奈美ちゃんがいるBerryz工房が大好きなんだなあと。そして千奈美ちゃんは、佐紀ちゃんが大好きなんだなあと、そして自分と佐紀ちゃんがいるBerryz工房が大好きなんだなあと。そう思います。

千奈美ちゃんだけでは出ない味です。佐紀ちゃんだけでは出せない幸せ感です。
Berryzのメンバーとして、一緒にいるから出せる雰囲気です。
そして、それは、まもなく終わりを告げます。

この楽しさ、そして、見ていて安らぐ幸せ感、これらが(車中DVDだけでなく)今般のツアー全般にわたって、これが最後だという寂しさのベースの上に築かれているようで、楽しければそれだけ、幸せならばそれだけ、まもなくの終わりを意識させます。

奇しくも佐紀ちゃんと千奈美ちゃんがハロプロ・アドバイザーに就任したとの報もあり、もしかしたら今後とも私たちの前に姿を現してくれるのかもしれません(ほんとに嬉しい)。しかし、Berryz工房としての、この無邪気なようでいてお互いに信頼し合っていることがよくわかる様子はどうなってしまうのか、やはり予断を許しません。

私は、千奈美ちゃんと佐紀ちゃんの笑顔を、仲良く遊んでいる姉妹のような光景を、魂に刻んで来世に持ち込むつもりです。

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(文=kogonil)

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