生田衣梨奈とモーニング娘。進化論 TV文化からネット文化へ 

生田衣梨奈とモーニング娘。進化論

こんにちは!普段はハロプロオタクの女というブログで、ハロプロDD愛を思いのままにつづらせて頂いております。さて、今回こちらのエンタメアライブ様の場をお借りして生田衣梨奈さんと、モーニング娘。進化論について、独断と偏見と愛を込めて語って行きたいと思います。

去年、モーニング娘。のみならずハロプロ全体で影響があった道重さゆみさんがモーニング娘。を卒業し、今後のモーニング娘。はどうなるんだろうとちょっと不安な方もいるかもしれませんが、私は楽しみでなりません!きっと今までとは違った娘が見れるんじゃないかと思っています。そしてその鍵を握る(かもしれない)人物は生田衣梨奈さんじゃないか!と推測しています。(筆者は生田推しのため若干の独断が入っております)

「誰もが嘘? って思ったかもしれませんが、これが現実です。皆さんが想像する以上のモーニング娘。を作っていきたいと思います。」

モーニング娘。’14、新サブリーダーにまさかの生田衣梨奈。より引用

そこでまずは彼女がサブリーダーになった点から着目して今後のモーニング娘。を読み解いていきたいと思います。

■生田衣梨奈がサブリーダーになった理由

まずモーニング娘。のサブリーダーに生田さんが着任した時、会場では多くの驚きがありました。けれども以下の点を踏まえれば、彼女がサブリーダーであることはちっともおかしなことではありません。

・年功序列

9期は現在モーニング娘。で一番先輩の期になります。娘は先輩後輩の関係がしっかりしているのは皆さんが周知の通りだと思います。そして、道重リーダーあたりから緩くなってきたとはいえ、未だ顕在です。

リーダーが譜久村聖さんに就任しましたが、彼女は歴代のリーダーの中でも最年少(2015年時点)、また、リーダーシップのあった道重さゆみさんが辞めることを踏まえて、サブリーダーが選出されたのでしょう。となると、9期の中で、現リーダー譜久村さんと同い年の、生田さんが就任はちっともおかしなことではありません。

・裏の仕切り屋

歌唱やパフォーマンス面でセンターではなく、目立つ存在ではないものの、何かあった時に最終的に叱るのが生田さんである、というのは知ってる人も多いでしょう。それはある意味彼女に対するメンバーからの絶対的信頼があり、裏の仕切り屋といった要素もあるのではと推測しています。その点からサブリーダー着任はとても適任ではないでしょうか。

・潤滑剤的存在

11期の小田さくらさん、そして現在の12期の4人に最初に気をかけたのは生田さんだったりします。小田さんは、「生田さんは最初だけ」と言っていますが、その最初の居場所を作る人というのは、こういった女だけの集団ではとてもありがたい存在です。小田さんもずっと生田さんとべったりだと、他のメンバーとの交流は減ってしまうでしょう。これは推測ですが、相手が集団に慣れてきら他のメンバーと交流しやすいよう、生田さんはすっと距離を置く様な気がします。

こういった点を踏まえて、彼女がサブリーダーになったと推測できます。また彼女の成長は実は今後のモーニング娘が変化していく上で、大きなカギになってるのでは?と思っています。

けどそんな時、どうしても比較されてしまうのが、道重さゆみさんの存在。現在でも生田さんは道重さんに似てると比較されてしまうことがあるようです。

果たして本当に彼女と道重さんは似てるのでしょうか?

■生田衣梨奈と、娘。達は道重リーダーを超えるのか?

mitisige

(イラスト画像は友人のイラストレーター消化酵素さんに描いていただたものです!ありがとうございます)

似てる似てない、という点では意見が分かれるところだと思います。確かに美形だけれど歌、ダンスが苦手という点は似ています。けれどもそれぞれの得意分野、道重さんは鋭いトークと客観力、生田さんは身体能力と、コミュ力の高さが武器と、違いがあります。お互いの長所という点では似ていないかもしれません。

ですが、実は二人はとある共通点があるのです。

それは物語性があるということです。

これは未来シアターというテレビ番組で取り上げられたことが一つのヒントになっています。(賛否両論ありましたが、誰にでも分かりやすい物語を作る為の演出といえるでしょう)美貌はあるが、歌もダンスも得意でなく、後列だと生田さんはテレビの中で語られていました。これは道重さんも歌とダンスが苦手で、マイナスからのスタートだったという点がとよく似ています。(とくにさゆーじあはファンの間でも語り草ですね)

劣等生で、ナルシスト毒舌キャラから皆をひっぱるリーダーへの成長。これが様々のメディアやファンの間で語られた道重さゆみさんのストーリーです。道重さゆみ伝説というエピソードがまとめられたというのも、彼女の物語性の強さを示しています。もし、道重さんが歌とダンスが完璧だったらここまで話題にはならなかったでしょう。彼女は絶妙なトークスキルで芸能界で戦ってきました。けれどもダンスや歌も努力を重ねていたのはファンの知るところでしょう。

完璧でなく、思わず誰かに語りたくなる要素があるというのが二人の共通点ではないでしょうか。黙ってたら美人。なのに笑顔が苦手で、歌もダンスも得意とは言えません。魔法を使ったり、KYな発言をしちゃうこともあります。でも全く何もできないのではなく、ゴルフでは230ヤード飛ばし、バク転や片手転などアクロバットなことをさらりとこなすカッコよさがあります。分かりやすい強みと弱点があり、思わずファンも突っ込んでしまうスキが似てるのです。

生田さんもネットでサンシャイン生田という、新曲披露の時に何故か力が入り過ぎて、面白ダンスになってしまうというのが一部ファンの間で話題にあがることも。この話題になるというのが大事なのです。

そして、この話題になり、語りたくなるという要素がこれからのモーニング娘。でとても必要になってくるんじゃないかと思います。

■TV文化からネット文化、憧れから語りたくなるアイドルへ

元々モーニング娘。もASAYANのオーディション落選者5人からスタートしました。一人では完璧ではないマイナスからのスタートに、多くの人が共感し、ミリオンセラーを連発しました。これはTVというメディアにあったアイドルの一つの形でした。実際TVを視聴し歌い踊る彼女達に憧れて、娘。を志したメンバーもいます。

そして、今メディアはTV文化からネット文化へと変化し、娘。もまた時代に合わせて様々な変化をしています。アイドルはTVを見て憧れる存在から、ネットで語る存在に変わりつつあります。

道重さゆみさんもアイドルとしては落ちこぼれからスタートし、アイドル界で伝説になりました。伝説のきっかけになった『道重さゆみ伝説』もネットを通じて広がっています。これもある意味ネット文脈に則った、一つの形です。生田衣梨奈さんも現状では決してアイドルとして完璧とはいえません。今の娘。も道重さんが抜け、不安の声があがっています。それは同時に彼女達が新しい物語を作り、いつか大スターになる可能性もある、かということです。これからが本当の意味で娘が面白くなってくるのではないでしょうか。生田さんが宣言した通り、生田さんをはじめ今のメンバー達は想像する以上のモーニング娘。をつくる可能性があるのです。

(と、ここまでいうと単なるオタの妄想かもしれないですが、実際生田さんはNHKで「体を動かすTV」のレギュラーが決まりました。一ファンとしても予想外の動きでとてもわくわくしております)

ようやく私の時代です 空気なんてのは読んでちゃ時代が行っちゃうぜ

女子かしまし物語2015の歌詞 より引用

そのうち、娘。といえば生田衣梨奈、アイドルといえばやっぱりモーニング娘。と言う時代がくるかもしれません。勿論あくまでも可能性ですが、応援するアイドルの時代がくるかもしれないという期待と不安で胸を熱くするのがアイドルを応援する醍醐味の一つではないでしょうか。

そしてまた、彼女達の伝説を語るのも私たちファンの一つの役割かもしれません。

応援するアイドルが伝説になるかどうか。それはアイドル達の力だけではなく、アイドルを語るファンの存在も大きいのではないでしょうか。(私もとある人のブログをきっかけにハロプロにはまりました)もし生田さんをはじめ、娘。そしてハロプロメンバーをスターに!と望むならばどんどん語ってみるのも応援の一つの形だと思います。ネットは怖い、と言う人は親しい人に好きだと伝えてもいいと思います。ひっそりとSNSアカウントを作って、語ってみてもいいと思います。

どんな形でも語り続けることで、彼女達は続いていくのかと思います。幸い、今私たちファンもSNSやネットで世の中に発信していくことができます。そう、次の伝説となるアイドルを作るのは、実は今この記事を読んでいるアナタかもしれません。彼女達が伝説になるのを信じて、今後も様々な形でハロプロメンバー達の魅力を語り、伝えられたらいいなと思っています。

(文=ハロプロオタクの女)

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“生田衣梨奈とモーニング娘。進化論 TV文化からネット文化へ ” への6件のフィードバック

  1. avatar 通りすがり より:

    生田さんに必要なのは。。。さゆ神格化に憧れるオタよか。
    さゆ神格化を否定してた層のさゆオタな気がします。
    生田さん自身の発信でエーイング問題を解決できれば良いかと。

  2. avatar アライブ名無しさん より:

    道重との違いはトーク力ではなくスピーチ力。。
    それと神秘性もしくは変態性。

    生田はあまりにもリア充すぎるし、渋谷とか出没すぎる。
    社交性を売りにしたいところだが、その分野では勝田のような何故かあらゆる人に好かれている達人がいて
    残念ながら到底及ばない。

    道重さゆみは自分がかわいいといいいつつ本当にかわいい人が大好きなのに対して生田は自分が好きなだけ。

    道重は自分磨きを怠らなかったから、最後に花咲いたが、生田は劣化している。

    生田の未来があるとしたらそれは、かなり確率は低いがモーニング娘をやめてからじゃないだろうか?

  3. avatar アライブ名無しさん より:

    道重は「私スゴイでしょ!?」って言わないからファンが語りたくなる
    推しじゃなくても普通に見てるだけでその努力の姿勢と結果が見えたり、色んなところから漏れ伝わってくる
    そのうち気になってラジオやインタビュー等の細かいトコもチェックするようになると、よりそれが顕著に
    タレントとして自分が自分が前へ前へはとても大事だとは思う。が、それだけでは無く道重は完全に努力型の人だからこそ伝説を創りあげられるだけの裏や影に隠れて目立たないけど伝えたくなる素材やストーリーがあった
    それが見た目やキャラに反した華々しい伝説ではなく努力の伝説だからこそウケた

    「道重と似たような生田」にスポットを当てているが、それだとどうしても道重と比べられちゃうし、生田に道重を超えるような何かが無いと厳しい反論しか来ないよ

    そういう意味でスポットを当てるなら今までに無いキャラで佐藤や飯窪の方が面白く語れるんじゃないかな

  4. avatar 匿名 より:

    生田が道重を参考にするとしたら物語性とかそういう事じゃなくて
    中期道重(ロンハーとか出てた頃)の思い切ったキャラ振りだと思います
    毒舌キャラでも天然キャラでも、そういった特異なキャラになりきるにはハートの強さというのが必須だと思うのですが
    生田は近年のハロプロだと道重ももちに次ぐハートの強さを持ってるような気がします
    TVではそういう分かりやすいキャラは需要があると思うので、そっち方向で頑張って欲しいなぁ

    娘。’15がもう一段上に行くためにはTVバラエティメンが必須だと思うので
    その資質があるっぽい生田(&飯窪)には期待してます!!!

  5. avatar アライブ名無しさん より:

    生田に欲しいのは、もう一歩前に出る覚悟だ
    道重はトーク以外に自分の活路はないと、あえて嫌われてでも認知度を上げる道を選んだ
    生田はまだ自分がおいしくなることを望んでるだけで、そこまでの覚悟はない感じがする
    そこがちょっと惜しい

  6. avatar アライブ名無しさん より:

    えりぽんは学年1つ下だよ

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