まさに倍返しだ! 久住小春に完全勝利 『おはスタ』で繰り広げられた道重さゆみの復讐劇を徹底解剖!

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第三ラウンド・過去は抹消済み

○道重 vs 小春●

久住「あ、私もこの7曲目の「歩いてる」は私いますね、私も参加してました。」
道重「今回道重のソロ曲で歌わせていただいてます。」
久住「うそーー!うそーー!」

唯一ある自分の声が入っていた楽曲も、当然のことながらアップデートされ、しかも歌唱力でも下に見ていた道重のソロ曲になっているという敗北感。
考えてみれば当たり前の話ではあるが、こうして改めて「こちらにお前の居場所はない」という現実を突きつけることによって与える精神的ダメージ、心理的動揺は小さくないだろう。

「うそーー!」

「うそーー!」

しかしこの小春、「道重ソロ」にちょっと驚き過ぎではないだろうか。

第四ラウンド:電話回線伝説

○道重 vs 小春●

「ああ…。え、なになにこれー?」

「ああ…」のところで「ああ、あの話か」と察知しているが、テレビ的なお約束を意識したのか、まだどこまでぶっこまれる流れか分からないせいか、「え、何ー?」ととぼけてみせて間を稼ぐ。この辺りの動物的な勘はやはりモンスター久住、流石である。

道重「小春が、モーニング娘。に入ってきたばかりの時、私が教育係になったばかりの時に、小春ちゃんに「道重さん大変です、お家に来てください!」って言われて、ダンスの振付とかが分からなくなったのかな、大変だって思って駆けつけたら、すいません電話線つないでくださいって言われて」
久住「うひょー!」
山寺「何屋さんだと思ってんの先輩のこと」
道重「あと普通に、なんかテレビの録画してくださいとか」
山寺「パシリに使った、先輩を!」
道重「まあまだ若かったしまだちょっと…あ、ダメ!
久住「どうもすいません?」(土下座)
山寺「小春ちゃん!まだ早い!まだ1つ目だから!」
道重「いっぱいあるから、いーっぱいあるから。」

『どげせん』を例に引くまでもなく、土下座は現代社会における謝罪の最終形態である。これを出されたら、普通はそれ以上追求しない、できないことになっている。しかしここではそれすら期待した効果を挙げない。道重はいったん矛を収めるものの、コーナーはまだ1つ目であり、これ以降は道重の代わりにその手駒となった現役メンバーからの追撃が待っている。道重も「(まだ)一杯あるから」と言っており、パフォーマンスが見え見えの土下座ごときで手を緩めるつもりは全くないようだ。

実は久住の土下座はこれが初めてではない。以前、ドリムスのステージ(DVD撮影時)でも歌をミスってステージ上で安倍に土下座をしたことがあり、どうやらこれは相手の追求や責任から逃れるための奥の手としてストックしてある技のようだ。つまり久住にとって、「土下座」は敗北を意味するものではない。しかも今回の道重の目的は久住に謝罪させることではなく「勝利」「打倒」なので、端からそんな土下座に意味はない。

ドリムスでの土下座。誰も止めないのも凄い。

それにしても、改めて見るとこの素早い土下座はタイミング、スピード共に申し分ない。並の相手ならこれでほぼ口を封じることができただろう。

あ、だめ!

あ、だめ!

どうもすいません?

どうもすいません~

止める間もない素早い土下座

止める間もない素早い土下座

山寺「小春ちゃん!まだ早い!まだ1つ目だから!」

山寺「小春ちゃん!まだ早い!まだ1つ目だから!」

一杯あるから!一杯あるから!

一杯あるから!一杯あるから!

第五ラウンド:日焼け止め伝説

○道重 vs 小春●

生田「コンサートの始まる前に、日焼け止めを塗ってるって聴いたんですけど、事実ですかね?」
山寺「普通はあんまり…?」
生田「普通は、今のメンバーは。野外とかじゃないんで。」
山寺「そういうふうな噂、語り継がれてるから。どういうことですか?」
久住「理由は2つあるんですよ。コンサートって凄い照明でしょ。やっぱりさ、肌さ、守りたいじゃん!だからライティングで焼けると思って、凄い塗ってた。」
山寺「それは紫外線対策として、違うような気もするんですけどね。あんまりいないですよね。」

道重「そうですね、もうなんか卒業間近は、美に対する意識が尋常じゃなくて、健康食とかばっかり食べてて」
久住「あー食べてた」
道重「綺麗に卒業したいとかじゃなくて、卒業後を頑張りたいなって思ってたみたいで
山寺「先を見据えてね!」
道重「モデルとして!
久住「いやいやいやいや…」
山寺「美に対してね、あまりにもこだわる、と」
道重「プロ意識が高いなって思いました」

「いやいやいや…」

「いやいやいや…」

日焼け止めの話自体は言わば話の枕であって、まあちょっと変わった人だね、というくらいのエピソードでしかない。しかしそこから道重のさらなる攻撃が待ち構えていた。
「卒業後に頑張りたいなと思ってたみたいで。モデルとして」
この発言こそ道重流の皮肉の真骨頂である。例の『ヤンタン事件』を知らない人には普通の会話だが、この「卒業後にモデルとして」というのは一連の発言に対する強烈な皮肉となっている。単なる日焼け止めイジリだと思って一瞬弛緩したところに急所攻撃として突き刺さり、久住は全く対応できていない。顔をこわばらせて「いやいやいや…」というのが精一杯である。

第六ラウンド:動じない伝説

○道重 vs 小春●

久住「ちょっと脇汗すごいんですけど!何だこれ!」
鞘師「(笑)普通、マネージャーさんとか先輩に怒られると、ひどく落ち込んだりとか、時には泣き出す子がいたりとかもいるんですけど、聞いた話によると久住さんは全く動じないというか。よく先輩から聞きますね
山寺「これどうですか?」
道重「こんなにも聞き分けが悪い子がいるんだ、と思いましたね。」
久住「え、どういうことどういうこと?」
山寺「言われてもあんまり凹んだりしないんだ」
道重「だから今日もルンルンで帰ると思います。」
山寺「なるほど、じゃあ逆に凹まないでステージはちゃんとやると、そのくらい度胸が座ってると」
久住「あのっ…」
山寺「語り継がれてるわけですよ今の現役にも。小春ちゃん、言い訳する時間はないです!」
CMへ

「こんなにも聞き分けが悪い子がいるんだ、と思いましたね。」

「こんなにも聞き分けが悪い子がいるんだ、と思いましたね。」

鞘師が「よく先輩から聞きますね」と言っているが、もちろんこの「先輩」は道重しか考えられないし、道重も隠すつもりは全くないだろう。
これは、当時「教育係だから何を言ってもいいんだ」とばかりに散々やられた意趣返しで「何言われても動じないからこんくらい言われても平気でしょ?」という意味で最後に持ってきたものと見るのは考え過ぎだろうか。しかも、尺がギリギリで小春には一言も釈明の余地が与えられないという、まさに完封勝利

最終ラウンド:番組終了時

○道重 vs 小春●

「道重さん最後に、今日一日小春ちゃん見ててどうでしたか?正直」
道重「珍しく、小春ちゃんが動揺してたから、してやったりです。」
久住「待って待って…」

「してやったりです」

「してやったりです」

「待って待って…」

「待って待って…」

(カメラに気づく)

(カメラに気づく)

そしてこの勝利宣言である。

今回道重さゆみは、徹底的に久住小春を叩き潰し、屈服させるつもりで、敵地『おはスタ』に乗り込んできた。そしてその目的は完全に達成された。メンバーを引き連れ、気合も材料も揃って細工は粒々だった。対する久住は、出演は知っていたものの、暴露コーナーはサプライズでふせられており、その場、その場で対応するしかなかった。ミラクルと呼ばれ、道重をノイローゼになるまで追い詰めた久住の怪物的な心理制圧力をもってしても、さすがにこれでは勝ち目がない。

現役メンバーたちが質問する形式をとっているが、久住と一緒に時間を過ごしたことがあるのは道重だけ。後輩たちの質問は道重が言わせているだけというのは明白である。しかし、この数的優位によって、さらに久住は劣勢を意識させられることになる。この忠勇なる後輩たちは、道重の『愛の軍団』だ。
天の時、地の利、人の和、全てがそろった必勝の布陣。兵法の教科書にでも載せるべき、理想的な完全勝利だった。

振り返ってみれば道重は、久住を全く許していなかった。いや、むしろ『ヤンタン』で現在の自分を、また自分が全身全霊をささげたモーニング娘。をも軽侮する久住に対して、怒りを再燃させたのかもしれない。
最近では『道重さゆみ伝説』以降、道重が理想的なリーダーで、清い心を持ったいい人のように語られる機会が増えているが、それは道重の一面にすぎない。

モーニング娘。を知ってもらうためなら1万円生活でも何でもする天使のように献身的なリーダー。一方、モーニング娘。を貶めるものがあれば絶対に許さない修羅のごときリーダー。どちらの顔も、まさしく道重さゆみである。そして筆者は、もうすぐ新垣を超えて10年9ヶ月の史上最長在籍メンバーになる彼女が、同時にモーニング娘。史上最強かつ最高のリーダーになると思っている。

(文=宮元 望太郎)

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“まさに倍返しだ! 久住小春に完全勝利 『おはスタ』で繰り広げられた道重さゆみの復讐劇を徹底解剖!” への18件のフィードバック

  1. avatar アライブ名無しさん より:

    この復讐劇がモーニングタイムで茶の間へ放送された事がものすごいと思うw
    おそらく道重は前の晩からシナリオをWordで打ち込んでいたであろう

  2. […] まさに倍返しだ! 久住小春に完全勝利 『おはスタ』で繰り広げられた道重さゆみの復讐劇を徹底解剖! | アライブ・モーニング […]

  3. avatar アライブ名無しさん より:

    山寺やスタッフが協力的すぎて最初からそういうシナリオだったようにしか見えない。
    でもこれ子供ドン引きじゃないのか。

  4. avatar アライブ名無しさん より:

    ラジオやテレビで卒業した小春を叩いて何が面白いんだろう?!

    最終的に人気が落ちるのは道重本人だっての!!

    里山に道重居ない時の9期10期11期メンの開放的な事・・・

    舞台で活躍している小春のほうがとっても魅力的ですよ!

  5. avatar アライブ名無しさん より:

    これは個人としてというより、リーダーとしてやったんだろうね

  6. avatar アライブ名無しさん より:

    通りがかりのファンでもない女ですが
    以前道重さんが小春ちゃんにされたこと
    言われたことを違うサイト?でみていたから
    今回の記事は痛快爽快でした
    女にしかない感情かもしれない
    奥底に潜むネットリとした感情
    道重さんを本当に応援したくなります
    よりいっそう(笑)

  7. avatar アライブ名無しさん より:

    >復讐劇

    カワイイもんじゃないですか

    普通、口もきかんし耳もしゃべらんよw

  8. avatar アライブ名無しさん より:

    道重、苦手だったけど、モー娘。という、自分の大好きなモノ、大切なモノを守りたいという心を持ってる人だと知って、見方が変わった。小春は、なんでも発言できる、怖いものが無い人ではない。バカにしか思えない。

  9. avatar アライブ名無しさん より:

    小春ざまぁ

  10. avatar アライブ名無しさん より:

    >>9
    道重が小春に遊ばれただけじゃんw。道重の馬鹿ヲタはおめでたいなあ、相変わらず。

  11. avatar アライブ名無しさん より:

    ファンではないですが

    CanCamで久住ちゃんを知って、別に可愛くないのにタレント枠かなーって調べてたら、元モー娘。だって知った。

    当時は下降気味だったから、7期の加入とか知らず、最近のモー娘。の活躍で道重にした様々な始末を知って、最初は話盛ってるんだろーと思ったら、久住も否定しないし、本当だったとわかった。

    まぁ、性格の悪さは顔に出ますからね。
    出てますよ、久住小春さん、顔に。

  12. avatar アライブ名無しさん より:

    馬鹿だねえ、番組でのネタで完全勝利とかw。
    このコラムニストは頭おかしいんじゃないのか。
    マジヲタってのはこわいねえ、としか思わないなあ。
    小春面白いじゃん。この件で余計に面白くなったわw。

  13. avatar アライブ名無しさん より:

    元おはガールだった生田ちゃんも凱旋だったんだが

  14. avatar アライブ名無しさん より:

    実は、この放送。

    静岡ではテレ東が映らなくてウワサは聞いてました。

    とても詳細に、そして
    画像まで添付されたこのブログはホントに面白く、これから卒業する道重の苦渋がやっと開放された気がしてなりません。

  15. avatar アライブ名無しさん より:

    小春ちゃん、いいと思いますね〜。
    わたしはモー娘。全盛期世代(矢口と同い年)しかも女ですが、小春ちゃん好きですね!
    そもそも、芸能界という世界に生きている人に常識とか既存のルールに従うことを求めてもダメでしょう。
    ただのバカとか、逆に頭がいいという人もいますが、人にどう見られてるとか何キャラとか、そんなことすら小春ちゃんにはどうでもいいのではないでしょうか?思えば、モー娘。って妙に〇〇キャラにこだわってましたからね。
    わたしはモー娘。卒業生で今後、それなりに生き残るのは小春ちゃんだけだと思います。

  16. avatar アライブ名無しさん より:

    なんか小春って「マジヲタ・チェッカー」だよね。変に真面目な人ほど頭に来る存在(笑)。
    オレは道重も嫌いじゃなくて秋コンも9割くらいは通っていて道重最終イベントにも行く予定だけど、
    小春は小春で面白いじゃん。さんまも明らかに好感をもって語っているし…。
    道重にとっては小春は初めて任された教育係をという大役をうまく果たせなかった挫折の象徴なんだろうね。
    半分は道重側の問題もあると思う。オレも教育係は吉澤か藤本にしとけば良かったと思うけど、事務所の
    「道重教育」のための抜擢が裏目に出た形かな。まあ、道重もその後で「踏み台」とかをジョークの種に
    しているし、道重ヲタが勝ち誇るほど深刻な対立でもないと思うけどね。

    しかし、道重ヲタさん、来年の今ごろ何人残っているのかな。ちょっと興味がある。

  17. avatar アライブ名無しさん より:

    ノイローゼ気味で眉毛抜く程だった経験を
    表沙汰にしてギャグにできる道重さんが凄い!

  18. avatar 匿名 より:

    小春の傍若無人さは、ボロがでた、という感じだった。
    「言葉」が「殺傷能力」があるのを知らない小春、自重を知らないのも、考えものだ!!
    「天狗」が返って自分に跳ねっ返ってくるのを知らない小春の若さだろうなぁ・・・。
    「先輩」「年上」の道重さゆみに対する態度は、許されない!!
    久住小春には「社会勉強」を、して欲しいものです。

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