朝からすごいものを見た。
朝の小学生向けテレビ番組『おはスタ』9月24日放映回に、モーニング娘。がゲスト出演し、スタジオ生ライブを披露した。それにくわえて、火曜レギュラーの久住小春との絡みがあったのだが、これが全くもってすごかった。
元メンバーの久住小春の番組に現モーニング娘。がやってきて、過去の暴露話をする、文字にするとなんということのない場面の中に、女同士のドロドロとした情念と意地とプライドが火花を散らしてぶつかり合う、丁々発止のやりとりがあったのだ。
この対決をより深く理解するためには、背景の理解が欠かせない。あまりご存じない読者のために、かいつまんで説明しよう。
2005年、久住小春が「ミラクルや」とつんく♂に見出され、モーニング娘。に加入。道重が教育係に任命される。道重、初めての「教育係」ポジションに先輩としてどう振る舞っていいのか分からず、久住に主導権を握られいいように扱われる。「大変です、来てください!」と電話で呼び出されたら電話回線を繋がせられた、テレビの予約をさせられた、ホテルで「眠れない」と呼び出されてカーテンを閉めて帰った、などなど。道重は極度のストレスから無意識の内に自分の眉毛をむしるほど追い詰められる。
2009年、久住小春卒業。卒業セレモニーでの道重の「あなたのことが嫌いだった」に場内騒然。(その後全体としては「いい話」調にまとめられていたが) 卒業後も事務所で会ってもナチュラルに無視されるなど、数々の屈辱を味わわされる。
2013年2月、道重が明石家さんまとパーソナリティを務めるレギュラーラジオ『ヤングタウン土曜日』に久住がゲスト出演。「踏み台発言」「アイドルは男に媚びてる」「道重はキレイ事ばかり」「モデル仕事は余裕」など数々の暴走トークが後で問題視され久住失脚。(事務所による出演禁止)
これまでの歴史を振り返ると、道重は、久住には全く歯が立たなかった。完全に打ち負かされ、下階層の人間として扱われていた。そこで『ヤンタン』での久住の暴走は、「わざと久住の問題発言を引き出した、道重の計算づくの復讐だ」という陰謀論じみた説もあり、そういう意味では道重がようやく一矢報いた事件と言えるかもしれない。確かに注意深くやりとりを聞き返すと、道重が計算か無意識か、絶妙のさじ加減で久住の発言に合いの手を入れているようにも聞こえる。それが本当かどうかはわからないが、基本的にはヤンタン事件は久住の自滅だ。
道重さゆみの本当の復讐はあんなもんじゃなかった。道重は、『ヤンタン出禁』の恥をかかせる程度では、まったく満足していなかったのだ。今回『おはスタ』で繰り広げられた復讐劇は本気だった。
ここでは、全7ラウンドに及んだ道重vs小春の対決を細かく分析してみていこう。
第一ラウンド・出だし謝罪
道重- vs 小春 – (引き分け)
山寺「小春ちゃんが、モー娘。にいたときの、なんと教育係!」
道重「めちゃくちゃ大変でした」
道重「~でも」
久住「たくさん…」
(2人の話出しがかぶる)
道重「どうぞ?」
久住「いやー沢山迷惑かけちゃって、も~…すいませんでした!」
道重「……」(笑顔で頷く)
最初の見所は、道重と久住の話し出しが被り、道重が「どうぞ」と久住に発言を促した場面である。ここは地味だが、重要な意味を持つ。これは言わば将棋や囲碁で言えば「先攻後攻」を決めるような意味を持っているやりとりだ。ここで道重は「どうぞ」と先攻を相手に譲る余裕を見せている。久住が何をしようとも、自分の攻撃を繰り出すだけ、という自信の現れだろう。
そして久住からの先制攻撃は、ジャブ代わりのカジュアル謝罪。この後道重が何を言い出すかわからないので、とりあえず軽く謝るという作戦に出たようだ。「謝っている相手を追求するのは良くない」という社会的認識を逆手に取って、逆に有利なポジションを確保するための布石となる一手である。
これに対し無言で何度も頷く道重だが、目が全然笑っていない! 1ミリも許す気のない顔をしている。この本音を隠した不敵な笑顔は、まさに半沢直樹、堺雅人のそれである。ここが前半戦のハイライトの一つとなった。
第二ラウンド・完全否定
○道重 vs 小春●
山寺「すごい複雑なことやってるんだよね」
おはガール「どうやって練習してるんですか?」
道重「もうみんなでひたすら揃えてるね。」
山寺「チームワークがすごいね。どう?小春ちゃん」
久住「小春もねちょっとこう、胸騒ぎしちゃって、また一回やりたくなっちゃったかな?これ!」
道重「いやね、小春には無理」
久住「そうなんですよねー、ちょっと、ねー…」
コメントを振られて「もう一回やりたくなっちゃった」と心にもない不用意なコメントを発してしまった久住。このスキを道重が見逃すわけもなく、すかさず体勢の崩れた所に「小春には無理」のコメントを叩き込む。「かもね?」などの婉曲表現も全くなく、「無理」の断言、笑顔で全否定。これがダンススキルの話をしているのか練習の話をしているのか、チームワークの話をしているのかは説明がなかったので分からないが、いずれにせよさすがにこのカウンター攻撃はダメージが深そうだ。
→第三ラウンドへ
この復讐劇がモーニングタイムで茶の間へ放送された事がものすごいと思うw
おそらく道重は前の晩からシナリオをWordで打ち込んでいたであろう
[…] まさに倍返しだ! 久住小春に完全勝利 『おはスタ』で繰り広げられた道重さゆみの復讐劇を徹底解剖! | アライブ・モーニング […]
山寺やスタッフが協力的すぎて最初からそういうシナリオだったようにしか見えない。
でもこれ子供ドン引きじゃないのか。
ラジオやテレビで卒業した小春を叩いて何が面白いんだろう?!
最終的に人気が落ちるのは道重本人だっての!!
里山に道重居ない時の9期10期11期メンの開放的な事・・・
舞台で活躍している小春のほうがとっても魅力的ですよ!
これは個人としてというより、リーダーとしてやったんだろうね
通りがかりのファンでもない女ですが
以前道重さんが小春ちゃんにされたこと
言われたことを違うサイト?でみていたから
今回の記事は痛快爽快でした
女にしかない感情かもしれない
奥底に潜むネットリとした感情
道重さんを本当に応援したくなります
よりいっそう(笑)
>復讐劇
カワイイもんじゃないですか
普通、口もきかんし耳もしゃべらんよw
道重、苦手だったけど、モー娘。という、自分の大好きなモノ、大切なモノを守りたいという心を持ってる人だと知って、見方が変わった。小春は、なんでも発言できる、怖いものが無い人ではない。バカにしか思えない。
小春ざまぁ
>>9
道重が小春に遊ばれただけじゃんw。道重の馬鹿ヲタはおめでたいなあ、相変わらず。
ファンではないですが
CanCamで久住ちゃんを知って、別に可愛くないのにタレント枠かなーって調べてたら、元モー娘。だって知った。
当時は下降気味だったから、7期の加入とか知らず、最近のモー娘。の活躍で道重にした様々な始末を知って、最初は話盛ってるんだろーと思ったら、久住も否定しないし、本当だったとわかった。
まぁ、性格の悪さは顔に出ますからね。
出てますよ、久住小春さん、顔に。
馬鹿だねえ、番組でのネタで完全勝利とかw。
このコラムニストは頭おかしいんじゃないのか。
マジヲタってのはこわいねえ、としか思わないなあ。
小春面白いじゃん。この件で余計に面白くなったわw。
元おはガールだった生田ちゃんも凱旋だったんだが
実は、この放送。
静岡ではテレ東が映らなくてウワサは聞いてました。
とても詳細に、そして
画像まで添付されたこのブログはホントに面白く、これから卒業する道重の苦渋がやっと開放された気がしてなりません。
小春ちゃん、いいと思いますね〜。
わたしはモー娘。全盛期世代(矢口と同い年)しかも女ですが、小春ちゃん好きですね!
そもそも、芸能界という世界に生きている人に常識とか既存のルールに従うことを求めてもダメでしょう。
ただのバカとか、逆に頭がいいという人もいますが、人にどう見られてるとか何キャラとか、そんなことすら小春ちゃんにはどうでもいいのではないでしょうか?思えば、モー娘。って妙に〇〇キャラにこだわってましたからね。
わたしはモー娘。卒業生で今後、それなりに生き残るのは小春ちゃんだけだと思います。
なんか小春って「マジヲタ・チェッカー」だよね。変に真面目な人ほど頭に来る存在(笑)。
オレは道重も嫌いじゃなくて秋コンも9割くらいは通っていて道重最終イベントにも行く予定だけど、
小春は小春で面白いじゃん。さんまも明らかに好感をもって語っているし…。
道重にとっては小春は初めて任された教育係をという大役をうまく果たせなかった挫折の象徴なんだろうね。
半分は道重側の問題もあると思う。オレも教育係は吉澤か藤本にしとけば良かったと思うけど、事務所の
「道重教育」のための抜擢が裏目に出た形かな。まあ、道重もその後で「踏み台」とかをジョークの種に
しているし、道重ヲタが勝ち誇るほど深刻な対立でもないと思うけどね。
しかし、道重ヲタさん、来年の今ごろ何人残っているのかな。ちょっと興味がある。
ノイローゼ気味で眉毛抜く程だった経験を
表沙汰にしてギャグにできる道重さんが凄い!
小春の傍若無人さは、ボロがでた、という感じだった。
「言葉」が「殺傷能力」があるのを知らない小春、自重を知らないのも、考えものだ!!
「天狗」が返って自分に跳ねっ返ってくるのを知らない小春の若さだろうなぁ・・・。
「先輩」「年上」の道重さゆみに対する態度は、許されない!!
久住小春には「社会勉強」を、して欲しいものです。