先日の記事(『辿りつけなかった女戦士』 ℃-ute名古屋コンサートはなぜ「ガラコン」になったのか? )について、実際に名古屋の現場にいた、というかツイッターに投稿したレポが2ちゃんに転載された大元であるみなとさん(@minatatu)に、ツイッターでインタビューしてみました。
『名古屋に辿りつけなかった女戦士』について 会場にいたみなと辰巳さんに質問してみた
@alivemnet ご連絡ありがとうございます。主旨とは違うので省かれているとは思うのですが、名古屋はもともとハロプロにとっては鬼門で一番酷い時よりは入っていたこと、会場が大きいから埋まってないだけで集客的にはそこそこのホールなら満員ぐらいには入ってはいます。
— みなと辰巳 (@minatatu) October 22, 2013
@alivemnet まず流れとして、「一昨年の春・秋ぐらいで1階20列ぐらいと悲惨な状況」→「去年の秋ペンタグラムツアーで3階」→「今年の春に4階席まで」と、徐々に盛り返していた状況があってのまた1階+2階ファミリーまで後退したからこそ、ってのはあります。
— みなと辰巳 (@minatatu) October 22, 2013
@alivemnet それを喜んでたからこそ、また埋まらないことを嘆く感じになってしまうんでしょう。去年のペンタグラムでだいぶ盛り返してきてから、集客のことを言い出してます。本当に厳しい時は触れられなかった感じで。
— みなと辰巳 (@minatatu) October 22, 2013
@alivemnet レポ書いてると、よくあることではありますけどね。じゃあ、自分も最初から書かなきゃいいじゃないかというw ネガティブな部分だけが広まりすぎちゃうのは危惧するところですねえ。
— みなと辰巳 (@minatatu) October 22, 2013
やはりタイミング、立地など、色々な条件が複合して今回はこういう結果になってしまったけど、一時よりよくなっているというお話でした。本当に「洒落にならない」状況だったら何も言えないですからね。ある意味、自虐ネタにできるくらいには余裕があったと言えるのかもしれません。
続いて、なぜ名古屋が埋まりにくいと言われるのか、現地の古参ファンとしてどのようにご覧になっているのか伺ってみました。
@minatatu ちなみに、名古屋がなぜハロプロにとって「鬼門」になっているのか、現地の方としてはどのようにご覧になりますか?
— 宮元忘太郎 (アライブモーニング) (@alivemnet) October 22, 2013
@alivemnet もともと土地柄がアイドルなどオタク活動を嫌うところ、数少ないヲタがSKEとしゃちほこに取られてる(田舎者なので東京で売れてるグループの権威にあやかる傾向がある)、名古屋のイベが大体しょぼい、名古屋でSATOYAMAの放送やってないw
— みなと辰巳 (@minatatu) October 22, 2013
@alivemnet あとは先に書いたように、実は鬼門じゃない、という話(会場が広すぎる)。そこそこいるけど、爆発力がない。モーニング娘。はでも満員にした。長い歴史でこうなったものなので、ひとつの公演を見て何かを判断するのはそもそも無理があったりします。
— みなと辰巳 (@minatatu) October 22, 2013
@minatatu 現地の人ならではの考察、ありがとうございます。納得。やはり地域性は無視できませんね。東京ブランドの名古屋支店はやはり強しと。やっぱりテレビ東京の放映範囲外ってのがまたなんか象徴的ですね。
— 宮元忘太郎 (アライブモーニング) (@alivemnet) October 22, 2013
やはり地域性も無視できない問題です。ひとつの公演の一言だけを取り上げて「埋まってる」「埋まってない」を云々してもしょうがないというのもありますね。
アイドルの「言葉」は神託
でも、「ひとつの公演」「たった一言のMC」は、やっぱり大きいんですよ。
前回の更新について、「現場にいなかった者が言葉の切れ端だけ論って批判するべきではない」というご意見もいくつか見聞きしましたけど、そうは言ってもやはり一度口に出してしまった言葉は、ひとり歩きしてしまうのを止めることは誰にもできません。綸言汗のごとし。アイドルは天子ではありませんが、言葉の力ってそういうものだと思います。
アイドルの言葉は、時として小さからぬ影響力を持ちます。ステージ上で何気なく口にした言葉が、誰かを勇気づけることもあるし、悲しませることもある。ブログやツイッターの発言でも、不用意な発言は時に炎上したりもしますが、気持ちを込めて書かれたブログはファンの心を捉えます。
会場で発した言葉は、会場にいる客に伝わります。でもそれだけで終わらずその客からツイッターで、ブログで、LINEで、リアルでつながっている人々に伝わっていきます。そうした「次の客」に対して、どんな風に言葉が届くか、そこまで想像力を働かせる必要があるものだと思います。
かと言って「失言」を恐れて無難なことしか言わなくなったり、MCが完全台本とかスタッフからのイヤモニ指示通りとかになってもつまらないんで、難しいところですけどね。
流れる言葉、飛ぶ語らい
また逆に、私たちの「言葉」についても考えさせられる一件でした。
みなとさんも、この℃-ute名古屋は
℃-ute名古屋夜終わった。夜はトークコーナーもめっちゃ面白かったし、盛り上がったし、個人的に前通路横通路という最高の席だったので、ラストは盛り上げ役の研修生と同じ動きはどれくらいしんどいんだろうとジャンプしまくり全身で動いてたら、軽くくたばりかけたり、超楽しかったです。
— みなと辰巳 (@minatatu) October 19, 2013
「盛り上がったし、超楽しかったです」と語っているのに、2ちゃんに引用されるのはネガティブなMCについて触れた部分だったりするわけです。
これは、そもそも話題性というのはネガティブな内容のほうが印象的なので注目されるというのもありますし、2ちゃんねる(狼)にそういう傾向があるというのもありますけど、一番大きいのはツイッターというツールの特性による問題だと思います。
ツイッターは、もともとつぶやき投稿ツール。140文字で言いたいことを表現しなければいけない制約があるので、その分内容や主張が明確になります。これはいいところなんですが、長所と短所は紙一重。すべての投稿がツイートとして独立して140文字で成立しているため、まとまったレポを連投しても、部分的にどんどん拡散してしまいます。この「拡散」が影響力をもつのは良い面も悪い面もあるんですが、「超楽しかった」と書いているのにMCの話ばかり拡散されてしまうのは、みなとさんとしても本意ではなかったんじゃないか、と思いました。
結論としては、皆さんTwitterでポロポロつぶやくばかりじゃなく、こうしてもっとブログやテキストサイトでガッツリ更新すると、言いたいこと全部言えて楽しいですよ、ということです。
皆さん、ブログを、テキストサイトを始めましょう!
娘。は名古屋だけ、℃-uteは名古屋、浜松と近くに設定したからじゃね?
俺はだからツイッターで絶対レポしない。おかしなとらえられ方されるのが嫌だから。以前娘。のライブで生田ちゃんが「二階席やファミリー席にいる人も次は一階席に降りてくるくらいのコンサートにしたいと思います」と言った。この子は二階で大人しく見てる人が次は一階に来たくなるような素晴らしいライブにしたいと言いたかったのです。それを違うとらえ方した人達に批判されブログで謝罪までするはめになった。現場に言った人間からすればなぜそんな解釈されるのか理解不能でした。その場の空気感や全体像が分からない人にただネットに書かれた文字を見て批判されるのは本当に嫌です。ネット社会では仕方が無いと言えばそうなのでしょうが
なっきぃのこの発言は最近特に増えた若い女の子のファンに向けた発言のように思う
ツイッターを見ていてもTeam℃-ute層の中心とも言える彼女達の布教能力はなかなかのもの
おそらくスタッフ側もこういう口コミの効果にも期待しているだろうね
でも既存のファンからしたらどうしようもないし
女の子ばっかじゃなくこっち見てよってとこだろうけど、
Team℃-uteと名乗る子達と既存のファン(特にTeam℃-uteという言葉を忌み嫌っている層)が
共存共栄していかなければ今後も同じような問題を延々と繰り返し
最終的には℃-ute自体も崩壊に向かうだろう
つまり℃ヲタはもう少し気持ちに余裕持って応援しようぜってことなんだが
余裕を持てよってのはこういうMCの一部だけ抜き出してことさら話題にする奴らの方だと思うけどね