つばきファクトリーの6人
4月29日、ハロー！プロジェクトから新ユニット「つばきファクトリー」の結成が発表された。
同ユニットは、ハロプロ研修生より選抜された6名のメンバーによるグループ。先行して活動している研修生ユニット「こぶしファクトリー」に続く、第二弾ユニットだ。
メンバーは、小片リサ、山岸理子、岸本ゆめの、新沼希空、谷本安美、浅倉樹々の6人。ハロプロ研修生で長期間スキルを磨いてきたメンバーや、先日解散したナイスガールトレイニーのメンバー、モーニング娘。12期メンバーオーディションでの最終候補者などを集めた、選りすぐりの精鋭ユニットだ。
グループ名の由来については、事務所からは次のように説明されている。
万葉の時代から人々に愛されてきた日本原産の花、ツバキ（椿）。
古代の人はその花よりも、冬になっても常に緑の葉を保っている常緑樹の葉に神聖なものを感じていたそうです。
また「ツバキ」という花名の由来も、葉が丈夫なことから「強葉木（つばき）」が転じたもの、という説があります。
端正で凛とした美しさをたたえつつ、エバーグリーンな瑞々しさと強さを備えたグループに育ってほしい、という想いで名づけられました。
ツバキの花言葉は「誇り」「至上の愛らしさ」「控えめなやさしさ」。
花言葉にふさわしいグループに成長してほしいと願っています。
メンバー発表の模様は、ハロー！プロジェクトのYouTube公式番組『ハロステ』で公開され、先日活動を停止したBerryz工房の清水佐紀から上記の由来が語られた。清水は「ハロー！プロジェクト・アドバイザー」としてメンバー、およびユニット名の選考にも関わっており、先日結成されたこぶしファクトリーと同様、Berryz工房のスピリットも受け継いでいってほしいという想いが込められているとのこと。
ネットには「エイプリルフールのネタみたいな話だな」「こんな短時間にユニット増やしすぎだろ」「次は何ファクトリーか？」と戸惑いと驚きの声が溢れた。
研修生に詳しいライターA氏は、「おそらく朝倉樹々のエース体制になるのではないか」と新エース候補の名前を挙げた。朝倉は芸能スクールの在籍などのバックグラウンドなしに頭角を現した新人で、内外で評価が高い。こぶしファクトリーの藤井梨央も、ブログで「誰もがすごい子が入ってきたなーって思ったと思う！ なんかもう、オーラが違いました！」と評している。
A氏はまた、「しかし今回、一岡伶奈、加賀楓、段原瑠々、船木結らの人気、実力を兼ね備えたメンバーが選ばれていない。これらの子を中核としたさらなる新ユニットを作るつもりなのかもしれない」と分析している。
メンバーのお披露目は、5月4日に開催される「ハロプロ研修生 発表会2015 ～春の公開実力診断テスト～」（中野サンプラザ）にて、ユニットとしての初パフォーマンス披露が予定されている。こぶし・つばきと揃った両ファクトリーと、研修生の今後の動向から目が離せない。
