それでも笑いをやるなら振り付けの先生と同じように「お笑いの先生」を付けるべし
さてこれまで筆者は、『しゃべくり』でのこのネタは久々の地上波バラエティ出演でやる気の空回りしてしまった生田衣梨奈と鈴木香音が暴走してしまった結果だと思っていた。
だから、「笑いをやらせるなら事務所が放送作家をちゃんと付けてあげて欲しい」と書いたこともある。
そういう意味では、こちらのコメントの言いたいことも分かる。
アップフロントに面白い芸人さん居たのに人材活用できてないよね。
ハロプロ研修生の自己紹介レクチャーとか好きだったけどな〜。
柳原可奈子さんやマツコデラックスや明石家さんまに相談したいなw
ボーカルレッスンには専門の先生がいる。ダンスは振り付けの先生が振り付けを考えて、それを指導する。だったらTV出演時のコメントや一発芸ネタについても、専門の放送作家がついてネタを考える。アイドルとしてはこっちのほうが筋だと思う。「もっと素の部分を出して欲しい」? そういうのはラジオやコンサートのMCやトークイベントで思う存分出してくれればいい。アイドルも一個のエンターテイナーとするならば、場に応じてそれに徹するのは当然の責務である。
しかし、最近この同ネタ二連発で気づいたのだが、これは本人たちがやりたくてやっているというよりも、やらされている部分が大きいのではないか?
例の『COOL HELLO』でロゴが変わって以降、ハロプロのあらゆる部分が軋みを立てながら変化し続けている。最近YouTubeで公開されたモーニング娘。のプロフィール動画『1/娘。』シリーズなどの新機軸に見られるように、現在モーニング娘。の外部へのプロモーションは、大手広告代理店がかなりの主導権を持ってコントロールしているものと思われる。その大手広告代理店が、テレビ出演という貴重なPRの場を、中学生のメンバーが個人で考えたネタで浪費することを看過するだろうか?
今は、嘲笑われても引かれても、とにかくインパクトを重視する、いわば”爪痕”第一主義。そんな戦略を事務所と大手広告代理店は採ろうとしているのかもしれない。おそらく道重と嗣永の成功例をケーススタディとして研究した結果、「キャラを押し通す」という結論に達したのではないか。そんな風にも思えてくる。こうしてネットでも議論が止まないところを見ると、すでに我々は術中にはまっているのかもしれない…!
そのくせマロのシンデレラは封印する事務所。
テレビ受けするのは宮崎ゆかにゃんのウグイス嬢なんだよね、臨機応変に対応して、芸人も乗りやすい。
茶の間は分かりやすく、なおかつ驚きが必要。
[…] アイドルのボーカルは歌の先生が、ダンスは振付の先生が指導する ならばTVでネタをやる前に放送作家やお笑いの先生を付けるべし | アライブモーニング でも書きましたが、アイドル […]