『ハロー!SATOYAMAライフ』はアイドルに重労働を強いる上に面白くない… あっと驚く解決策を考えてみた

ep1110458ハロプロが現在持っている唯一の地上波レギュラー番組、『ハロー!SATOYAMAライフ』。環境省が提唱している『SATOYAMAイニシアティブ』と関連があるのかないのか、「里山再生」をテーマに、毎回ハローのメンバーが数人で農業やDIYなどに取り組んでいる。

…が、この番組、どうもパッとしない。そりゃ素のメンバーの様子や本業以外のことを楽しんでいるところやオフショットもそれなりに面白いはずなのだが、SATOYAMAライフはとにかくパッとしないのだ。

理由をいくつか考えてみた。

『SATOYAMAライフ』はなぜ面白くないのか

本業と関係ない

まず一番大きいのはこれだろう。彼女たちは歌って踊るアイドルが本業であって、ログハウスを作ったり畑を耕したりするところを見せられても、正直あまり楽しくない。

何の意味があるのかわからない

我々視聴者も、ひょっとすると出演者もだが、その本業と関係ない畑仕事をしたところで、それが何になるのか分からない。分からないので環境省との関係などあることないこと類推したくなってしまう。TOKIOがやったDASH村くらいまで徹底的にやってくれるとバラエティ的な面白さも出てくるのだが。

むしろ本業に悪影響がある

1と関連するが、これが一番大きい。本業と関係ないばかりか、場合によっては悪影響がある。
夏の強い日差しの中での農作業は、日焼けをして肌にダメージを与える。田植えなど長時間の中腰での農作業は、腰によくない。腰というのは、ダンスをする上でもっとも大事な部分といっていいだろう。腰を痛めて活動ができなくなったパフォーマーはたくさんいる。耕運機やチェーンソー、刃物の使用にあたっては、直接的な怪我の可能性すらある。心配でおちおち見ていられない。

今回は、「棚田を再生しよう」というコーナーで、メンバーが鎌を振るって下草や雑草を刈っていた。もちろん、みな鎌など使ったことのない普通の女の子である。

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ネットの反応

  • こえええええ
  • あぶねーな生田
  • だからあぶねーから刃物持たすな
  • 生田に刃物はすげえこわい
  • 怖い怖い
  • 外にやれ
    脚に刺すぞ
  • やめろあぶねー
  • 基本を教えてあげろよ
  • タレントにむかってカマ振るなや
  • アイドルに何やらせてんねん

もしもこれで、サクッと膝に鎌が刺さったりしたら、悪くするとそれこそアイドル生命が終了する。長期間の休養は余儀なくされるし、筋を痛めたら二度と踊ることはできない。回復しても刃物の傷跡は長く残る。事務所はもう少し仕事のやり方というか質を考えたほうがいいのではないだろうか? 視聴者も求めていない、メンバーも得をしない、こんな収録をいつまで続けるのだろうか。

ファン参加型企画にして一挙両得の解決を図る

かつて、『SATOYAMA体験バスツアー』というものが企画され、二度にわたって催行された。

「SATOYAMA日帰りバスツアーin常陸太田(ひたちおおた)」開催決定!!

「SATOYAMA体験ツアー第2弾!ピーベリー・GREEN FIELDSと過ごす1泊2日バスツアー in 常陸太田」開催決定!!

これは、ファンクラブ会員の参加者たちが、ハロプロメンバーと野菜収穫や料理などを一緒に体験する、というバスツアー企画だった。

この辺りにヒントが隠されている気がする。

どうせログハウス作りや雑草取りなどの雑用や労働は誰がやっても代わりはない。代わりはないどころか、大好きなアイドルの手を汚すくらいだったら自分がやりたい、と思うファンは多いことだろう。(筆者もその一人だ)

そこで、ファンクラブから有志を募って、苦役を肩代わりさせることにするのだ。参加ハロプロメンバーがそれぞれ自分のファンを10名ずつくらい集め、チーム対抗戦形式にして成果を競わせる。(より広い面積を耕したチームが勝ち、等)

自分の推しメンの面子がかかっていると思えば、ファンは奮起することまちがいなし。ファンが炎天下で労働している間、ハロプロメンバーは木陰で談笑したり(その様子も『ガールズトーク編』として収録する)、参加者特典の生写真サインを用意したりする。

そして最後に勝利したチームは、ご褒美の『握手+2ショットチェキ』がもらえるという寸法だ。勿論、これは『SATOYAMA対抗戦参加ツアー』として、参加者からも幾ばくかの費用を徴収する。

ファンは嬉しい、メンバーは守られる、事務所は得をする、作業がはかどって石井さんも大喜び、四者四得、だれも損をすることのないこの企画、いかがだろうか。ぜひ採用していただきたいと思う。

(文=宮元 望太郎)

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“『ハロー!SATOYAMAライフ』はアイドルに重労働を強いる上に面白くない… あっと驚く解決策を考えてみた” への2件のフィードバック

  1. avatar アライブ名無しさん より:

    ユニットがつんくじゃない。これが自分の中ではかなり大きい。
    ボノですらつんくじゃないなら食指が動かん自分が変わってるのかもしれないけど。こういう人は0ではないはず。
    そして、興味外の所で興味内のハロメンが動いてる、ってのがなんか嫌。
    曲にしても、「自然いいねー」みたいな「いいこちゃんそソングばかりで楽しくない。(それこそ、つんくならいいこちゃんソングでももっと面白く出来るはず)

    番組自体はそこまで批判はないかな。
    本業でないといっても、畑仕事してる姿を楽しむのとスタジオで料理してるのを楽しむのと、あまり違いがあるとは思わない。

  2. avatar 給食袋 忘れ太郎 より:

    音楽的な部分については改めて考えてみたいところですね。

    番組についての問題点は「あまり違いがあるとは思わない。」という、まさにそこのところにあります。
    都内スタジオで適当に料理して収録する(2時間程度)のと、1日がかりで郊外ロケをして炎天下で作業して、場合によっては泊まりがけの収録をして…とここまで労力をかけても、視聴者からは「あまり違いはない」んです。
    これは本当に深刻な事態です。ただでさえ過密スケジュールで疲労がたまっているメンバーに余計な負担を与えたくないし、そんな時間があったらダンスレッスンなりボーカルレッスンなりにあててもらいたいと、本気で思います。

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