胸を打つ謎の郷愁 さらば青春のモーニング娘。10人時代

昨日、新メンバー発表の武道館公演を目前に控え、モーニング娘。’14が10人で最後のオフ日を迎えたとのことですが、そこで別行動ではなく10人揃ってメンバー(の家族)の家に集まったそうです。この仲の良さは、現モーニング娘。’14ならではのものかもしれません。

これまでもメンバー同士仲の良い関係はいくつもありましたが、女性が5人も10人も集まれば、それは中にはあまり合わない相手もいるわけで、なかなか全員で自発的に揃って何かをする、というのは実現しませんでした。しかしこの10人は、そのあまりの仲の良さ、空気の良さから、「古民家に集まってくつろぐ」というだけの内容のDVDマガジン(最新63巻)が売り切れてしまうほどです。さらには、その収録が楽しすぎたからという理由で、収録後に全メンバーが集まって夕飯を食べに行くくらいですから、道重さゆみの元に参集した「愛の軍団」の鉄の結束と愛が如何程のものか、計り知れません。

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メンバーブログの更新




ネットの反応

アイドルグループとは思えない仲の良さ

とても女性の集団とは思えないくらいの仲の良さだな

おれもこんな家で育ってたら人に優しくなれそうだ

なんて仲いいんだろ
モーニング娘。歴史上ここまでの事は無かった

まぁたしかにさゆがいなくなったら全員で集まる重要性なくなるかな

さゆがリーダー史上で一番優しい上に最後の全盛期娘だもんな 統率取れるわ

Dマガで映像化してくれ

めちゃくちゃ楽しそうww
すげえな
どうなっちまったんだモーニング娘。はwwww

なんかですね、この仲の良さを見ていると、泣きたくなるような、笑いたくなるような、不思議な感傷に襲われる瞬間があるのです。ノスタルジー(郷愁)と言ってもいいかもしれません。
この郷愁の正体はなんでしょう。別に大家族で生活した思い出とかないんですが、才能ある少女たちが互いの力を認め合い、仲良くしている様子というのは、無条件に人の心を打つものなのでしょうか。

この10人の「愛の軍団」の結束は、表面的な仲の良さだけではなく、そうした互いの実力を認め合い、切磋琢磨するところから生まれるパフォーマンスの可能性とポテンシャルにも大いに期待が持てるものでした。

そんな10人で過ごす日々も、昨日で終わり。今日からは10人+αの新しいモーニング娘。が始まります。メンバー達もファンも期待半分、不安半分、といったところでしょうか。
この10人の結束は確かに完璧でしたが、完璧さは時として出口のない停滞に繋がります。完璧を崩すところから、次の新しい価値と可能性が生まれる、そんな心持ちで、私も今日の新・モーニング娘。’14を楽しみにしたいと思います。

(文=宮元 望太郎)


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“胸を打つ謎の郷愁 さらば青春のモーニング娘。10人時代” への5件のフィードバック

  1. avatar アライブ名無しさん より:

    アライブのここ数日の執筆意欲が凄まじい(笑)
    これはいい傾向!!

  2. avatar アライブ名無しさん より:

    楽しい記事の連発ありがとうございます
    いつもこっそり楽しみに読ませてもらってます

    一つだけ
    この道重娘。のラスト
    「謎」じゃないですよ
    9期加入以降に道重がしてきたことをよく思い出してみて下さいな
    道重が描いた娘は世間的には途上ですが道重の中では完成したんですよ
    さゆれなが残った6期最強の到達点はこうなるはずだったんです
    キーはまーちゃんでしたけどね

    次は9期の物語です
    高橋新垣光井田中道重を見送った世代が次の娘を作る

  3. avatar アライブ名無しさん より:

    ホントに仲いいんですかね

  4. avatar アライブ名無しさん より:

    ※3
    お前、友達少ないだろ

  5. avatar アライブ名無しさん より:

    ※3
    じゃあ仲よさアピールのためだけにオフの日に全員が予定合わせて、メンバーの実家に集まった‥とでも思ったのかな、こいつ。

    「完璧さは時として出口のない停滞に繋がる」と本文にあるが、このエントリーが多幸感に満ちすぎてたので、完璧を崩すためにこういうネガティブなカスが湧いたんだろう
    と思えば本文に繋がりますね

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