【動画&考察】あまりに華麗な「ゴマキ」復活劇! やはり後藤真希はグループでこそ輝く

後藤真希について改めて考えてみた

筆者がこのサイトでコラムを書くにあたって、なるべく使わないように心がけている「NGワード」がいくつかある。その一つが「オーラ」で、もう一つが「可愛い」である。この2つは便利な賞賛ワードなので、アイドルの魅力を語るときにはついつい口をついて出てしまいがちだが、その一方で思考停止ワードでもある。使ったが最後、没個性で魅力のない文章になってしまう(と筆者は思っている)。(日常生活や掲示板のコメントで使うのは全然いいと思います)

しかし、『テレ東音楽祭』に出演した後藤真希を表するに当たっては、「オーラ」も「可愛い」も同時に使いたくなる欲求を抑えるのが難しい。そのくらい、この日の後藤真希の存在感は圧倒的だった。

「後藤真希が2年半ぶりの芸能活動復帰で、歌番組でモー娘。の曲を披露する」という報せは一夜にしてハロヲタ界隈を駆け巡り、「ゴマキ復帰」は『テレ東音楽祭』の目玉の一つとして扱われていた。
現ハロヲタは元より、競合の巨大アイドルのファンも、普通に歌番組を見ている視聴者も、大勢が注目していたであろうそのステージに現れた後藤真希は、「完璧に可愛いアイドルオーラ」をまとっていた。

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一人の人間が放つパワー

つんく♂をして、後々にオーディション時に「後藤みたいな派手な奴に入ってもらいたい」と言わしめるくらい、当時の後藤真希はセンセーションだった。今や歴史的出来事となった『LOVEマシーン』のミリオンヒットは、もちろん時代との噛み合い方やつんく♂の詩曲、ダンス☆マンの編曲の相性の良さなど、様々な要因が絡みあいつつも、「彗星の如く現れた金髪の13歳新メンバー」のインパクトは少なからぬ割合を占めていたように記憶している。

新人であるから、決してそれほど歌やダンスが上手いわけではなかった。顔もそれはまあ可愛いかったが、まだ幼さの残る顔立ちは、絶世の美女というわけでもなかった。しかし、なぜだか誰もが惹きつけられた。これも便利な言葉だが、「華」があるというのはああいうことだろう。

そしてその「華」という正体不明のパワーは、2年半のモンハン廃人生活を経ても一向に衰えていなかった。SF的にコールドスリープでもしていたのか?というくらい、顔も肉体も往時のままだった。さすがに年齢的に他のOG達が、笑うとシワが目立つようになっていたり、少し顎の下に肉が余るようになっていたりする中で、年齢的なアドバンテージがあるとはいえ、後藤真希のパーフェクトネスは余計に際立っていた。

ネットに渦巻く「ゴマキ」絶賛の声

視聴者にとっても「ゴマキ復活」のインパクトは大きく、Twitterでも2ちゃんねるでもヤフコメでも、ネットはゴマキ賞賛一色となった。

「後藤真希砲の破壊力凄すぎ」

「つい最近まで引きこもってゲームしてた人でっせw
なんかひとりで色々粉砕してもうたww」

「ツイッターなんか「後藤真希」と「モー娘。」一色だもんな」

http://i.imgur.com/u6WNb53.jpg

http://i.imgur.com/bkIOsCR.jpg

「ちゃんとモー娘。バージョンに仕上げてくるところがすごいわ・・・」

「新参だけど何でレジェンドなのかがわかった気がする」

「ヤフーコメントでも絶賛」

[公式]テレ東音楽祭(初)@teretoongakusai
モーニング娘。OGの皆さん豪華なステージありがとうございました!

Twitterの反応

(ハロヲタがTwitterで「ゴマキ」と表記することはあまりないだろうことから一般層の反応と思われる)

個人技で魅せる時代と集団プレイの時代

これはこれで「ごっちんはそんじょそこらの元アイドルとはものが違うのだ!」とハロヲタとして誇らしい気持ちではあるが、割りを食ったのは他のOGメンバーだろう。例えば石黒彩もかなり久しぶりの復帰パフォーマンスだったにも関わらず、彼女に関する言及はほぼ皆無である。「ゴマキ超復活」の光があまりに強すぎて、他のメンバーが霞んでしまった。

さらに割りを食ったのは、同じくこの後に編集で出演した現’14メンバーだろう。

安倍なつみや後藤真希のいた時代が、アイドルの個人技と属人的な魅力で魅せる時代だったとしたら、現在は団体技、チームプレイの時代だ。
現在、モーニング娘。’14が採っている戦術は、「フォーメーションダンス」という団体芸でスキルの劣るメンバーをカバーし、EDMで切り込んでいく特化型チームプレイの戦い方なのだ。時節ネタでサッカーにたとえて言うなら、安倍なつみや後藤真希はキング・カズのようなスター選手とJリーグバブルの時代の代表選手であり、現在の’14は細かいパス回しで攻撃的につなげていく今の代表なのだ。

これは、現在のモーニング娘。が取りうる「弱者の戦略」として、最上のものだと筆者は思っている。しかし、逆に言うと一般視聴者からは無個性に見られるかもしれない。後藤真希のような存在感だけで魅せてしまうパワープレイの直後での出番だと、余計に「地味」に見えてしまったかもしれない。
(筆者個人としては、両方の時代を見てきた上で現在のメンバーに対する愛着が優っているので、どちらも楽しめたのだが)

後藤真希が一番輝く場所

後藤真希は、逸材であるがゆえに、最後までアップフロントがそのスケール感を持て余し、最終的にエイベックスに手放してしまったようなところがある。

モーニング娘。在籍中に鳴り物入りでソロCDデビューしたのは後藤真希くらいで(中澤裕子の演歌や安倍なつみのCMタイアップのような例外をのぞく)、事務所としては早くからソロでスター歌手として扱う道を模索していたようではある。
しかし、卒業後の後藤真希が歌う曲は、路線が定まらず、彼女の魅力を十分に引き出しているとは言いがたかった。後期には、当時女性ファンの支持を集めていた倖田未来の「エロかっこいい」路線を明らかに後追いしたようなセクシー路線になり、深く失望したのを覚えている。
そのまま後藤真希はハロプロおよびUFAを離脱、エイベックスに移籍することとなったが、そこでもそれほど目立たず、フェイドアウトするように休止してしまった。

後藤真希はなぜソロでは輝けなかったのか? 彼女にスター性やポテンシャルがないわけではない。それはモーニング娘。加入時の輝きや、今回の出演を見ても明らかだ。
ということはつまり、彼女はどこまでも集団の中に女王として君臨してこそ、最も輝ける人材なのではないだろうか。

そう考えると、ネットでネタとして語られている「12期メンバーに後藤真希」というアイデアも、期間限定としてなら意外と悪くないようにも思える。
まあそれは冗談にしても、「モーニング娘。OG」というユニットでの活動に需要があることは明らかだし、少なくともエイベックスよりは古巣のハロプロのほうが合っているのではなかろうか。そろそろ帰っておいでよ、ごっちん。

(文=宮元 望太郎)

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“【動画&考察】あまりに華麗な「ゴマキ」復活劇! やはり後藤真希はグループでこそ輝く” への16件のフィードバック

  1. avatar アライブ名無しさん より:

    どちらかというと後藤は休んでいたのに馴染んでいたので凄いと思ったのでは?

    大久保のような過大評価はやめたほうがいいと思います。

  2. avatar アライブ名無しさん より:

    アライブさんは耳の良い方だと思っていましたが、ごっちんのエイベックスでの楽曲への言及もなく「目立たずフェイアウトした」の一言で済ますのはいかがなものかと思いますよ。
    エイベックスでの活動はまさに今こそ評価されるべきです。
    a-nationでの素晴しいパフォーマンス、ごっちんの自作詞による美しいバラード、豪華でクールなMV、ごっちんが大好きなブリトニーや安室ちゃんを思わせるかっこいいダンスナンバー、などなど エイベックスではごっちんの良さが沢山表現されているんです。
    弟のスキャンダルや、最愛の母を失くしたことでの精神的なリタイアであって、パッとしなかったわけでもフェイドアウトしたわけでもありません。
    それに、ごっちんがエイベックスに移った頃は、ガルネクやアイコニックに大量の資金が投入されていくタイミングで、なかなか会社に推してもらえる状況ではなかったのです。
    プロモーションをしっかりしていれば売れただろうな、という曲はいくつかあります。

    もちろん、多くのハロヲタが再認識したように、そしてアライブさんが書かれているように、娘。のメンバーの中でこそ輝く、という面もあるかと思います。
    大家族の中で育った環境が、もしかしたらそうさせるのかもしれませんね。
    けれども、彼女の今後のソロでの可能性、もしくは娘。OG以外とのユニットでの可能性というものも、否定できないと思います。
    エイベックスで、ソロやユニットをやりつつ、ドリムスもしくはプッチモニに定期的に参加するという方向の方が、夢があると思いませんか?

    彼女が復帰するにあたってエイベックスはウェブマガジンを仕掛けてきたり、HPやブログの写真を女性ファンが喜ぶようなキュートなイメージで一新するなど、UFでは出来ないようなwおしゃれな雰囲気を創りだしてきています。
    もしかしたら、いよいよエイベックスもごっちんの商品価値に気づいてくれたのかもしれませんよ。

    なんにせよ、今回の復帰パフォーマンスは、一般層に、落ちぶれたはずのゴマキが全然落ちぶれて無かった、という事実を知らしめた意味で大きな変化ですね。
    今後の彼女なら、以前には歯車が噛み合わなかったアクションが全て上手く進んでいくような気がします。

  3. avatar アライブ名無しさん より:

    現役とOGはまったく別物、というのは
    間違ってないけれど、そのギャップを有しつつ、同じ「モーニング娘。」の名を冠したグループが存在し続けている。
    そして別物にも関わらず「ラブマシーン」が今も歌い踊られ続け、ファンを納得させている。(オリメンが一番ってのはあるだろうけどね)

    そんな生まれ変わり続ける摩訶不思議なグループモーニング娘。を実感出来て、ファン冥利につきました。

  4. avatar アライブ名無しさん より:

    ごっちんがハロやめたのは弟の問題があったからで
    なぜエイベックスが引き取ったかは大手事務所のほうが守られるとか
    いろいろ想像は出来ても真相は今のところ語られていない
    少なくともハロが才能を持て余して手放したというのは見当違いだと思う

  5. avatar 宮元 忘太郎 より:

    後藤さんがハロプロからエイベックスに移籍した本当の理由は部外者にはうかがい知ることができませんし、移籍後の楽曲の中に佳曲もあってしかるべきでしょうね。
    しかしそれはそれとして
    ・ハロプロは後藤真希を持て余した(ソロではポテンシャルを活かしきれなかった)
    ・エイベックス移籍後もセールス的に目立った活動はできず休止に至った
    というのは事実です。そこにどんな因果を見出すかは個々の考え方、思い入れ、情報量に左右されるところだと思いますので、本記事に特に問題があるとは考えていません。

    ※2
    ファンとしてのもどかしい思いはお察ししますが、「エイベックスでの活動はまさに今こそ評価されるべき」と言わざるをえない状況というのは、やはり成功したとは言いがたいですよね。(この辺プラチナ期の評価と世間的認識のギャップにも似ています)
    エイベックスでもハロプロでも、ごっちんの魅力をまた世間に届けてもらえるといいですね。

    ※4
    私も持て余した「から」手放したとまで単純化して考えてはいませんが、まあ真相は部外者にはわかりませんね。

  6. avatar アライブ名無しさん より:

    そもそも ゴマキがここまで持ち上げられてるのが違和感。
    個人的に 福田明日香の方がよっぽど良かった。

    みんなは自分と視てるとこが違うのか…
    正直ノソノソ動いてるだけだと感じた 

    OGと切り替わった時の現役のパフォは異質で OGが可哀想だとも思った。
    これも主観かな?明らかに地味な衣装でも輝きは数段上だと…
     アンチOGとも思われるかもしれないが
    ハッキリ現役には勝てないって言える。 

  7. avatar アライブ名無しさん より:

    サッカーもそうだけど一旦現役から退いた人が出てきたら駄目
    どんなに素晴らしかろうがやはり一番は現役ってことにしないと
    そこを間違ったら現役達の将来も無いし懐メロの永久ループに終わるだけ

    ましてや彼女が12期加入とか冗談でも絶対にあっちゃいけない
    確かに今でも輝きは失われていないと思ってあげたいけど
    それでもキッパリと区別しなきゃいけない事がある

  8. avatar アライブ名無しさん より:

    ファンの人の気持ちは分かるが、世間の反応を客観的に見れば、格の違い、テレビ的な価値の違いはは明らかだったね。それは認めた上で頑張るしかないだろ。

  9. avatar アライブ名無しさん より:

    キムタクだって、あれだけ人気があるけど、決してSMAPを脱退していない。
    やはり、どこかでソロになっても自分はダメだということが分かっているのだと思う。
    その辺りのバランス感覚がSMAPを依然国民的アイドルにしてる理由の一つなのだろうね。
    女性アイドルの寿命は短いと言われるけど、いつか女性版のSMAPみたいなグループが、
    ハロプロから生まれる時代がくることを願っています。

  10. avatar アライブ名無しさん より:

    モーニング娘。’14の方がOGよりもダンスと歌のレベルは高いと思うが、
    やはりOGに比べて華がない。ごっちんは凄い存在感だった。
    ごっちんが12期メンバーになるのは反対だけど、
    ごっちん並みのスターが’14には必要だと痛感した

  11. avatar アライブ名無しさん より:

    後藤真希を見るとき、絶対「思い出補正」を外すことができない
    どう冷静に判断しようと思っても、3期メンバーとして金髪の13歳が入ってきたインパクトは消えないし
    ラブマからのヒットの原動力になったことは事実だし、ソロになってからのライブ映像のカッコよさは忘れられない
    その思い出と変わらない姿の彼女にオーラが見えてしまうのだと思う

  12. avatar アライブ名無しさん より:

    ドリームを徹底的につぶしてしまったアップフロントと
    エイベックスの関係改善をはかるためだといわれています
    仲介に入ったのは周防郁雄だろうとも言われています。

  13. avatar アライブ名無しさん より:

    OGがやっぱり“モーニング娘。”なんだよな。
    今回のメンバーはドリムスと違って「なんでこいつがいるの?」っていうのもないし、
    14でどれほど歌やダンスが上手くなったとしても、
    人をひきつけのはやっぱりOGメンバーだわ。

  14. avatar アライブ名無しさん より:

    恐らく「やっぱりOGメンバー」とおっしゃっている方はその世代で現役にさほど興味が無いのでしょう。
    どちらが良いだなんて決められない程、OGと現役は違う音楽を表現していると思います。
    「現役は華がない」との声も良く聞きますが、今のこのEDM路線で極端に”華のある”メンバーがいればフォーメーションダンスは成り立たないと思いませんか?
    今は今、昔は昔の良さがあり、それぞれの”今”を一生懸命体現してくれるメンバーがいるからこそ、モーニング娘。というグループは面白く、素晴らしいのだと私は思います。

    最後に私も、後藤さんは集団でこそ輝くという意見に賛同です。もっと言えば、モーニング娘。でこそ輝くと思っています。
    彼女はアーティストというよりはあまりにもアイドル然としすぎている。休止を経ても尚、あのビジュアルに仕上げたきたというのが何よりの証拠です。
    今後、ソロアーティストとしてどのような路線でいくにも難しいですが、ドリムスとして、または元モーニング娘。のOG歌手として考えると、その道の先には光しか見えませんね。
    少しばかり音楽業界を知っている程度で、主観ばりばりの意見を失礼しました。

  15. avatar アライブ名無しさん より:

    >時節ネタでサッカーにたとえて言うなら、安倍なつみや後藤真希はキング・カズのようなスター選手とJリーグバブルの時代の代表選手であり、現在の’14は細かいパス回しで攻撃的につなげていく今の代表なのだ。

    例えとして的外れ。
    技術(絶対的な技術も、世界の中での相対的な技術も含む)で言えば、キングカズより本田や香川の方がどう見ても上。
    一般からの人気はカズの方が上かも知れないが、それは人間性とかW杯に出られなかった悲劇性など、色々なものがある。

    自分はOG世代だが、知名度の部分をAKBなどに取られた現メンバーとOGでそういう比較をするのはナンセンスだと思う。当時はモー娘がややB級視されながらもアイドルの中で一番話題になってたし、ゴールデンの歌番組にも出まくってたから、今よりメンバー1人1人の一般知名度は高かったし、知名度が高いからこそ「華」も感じる。

    確かに後藤は歴代ハロプロメンの中でトップクラスの「華」の持ち主だと思うが、当時も近い世代で鈴木あみとか松浦亜弥とか同レベルの奴はいたし、よりアーティスト路線では浜崎あゆみや宇多田ヒカルなどがいた時代で、決して突出した存在ではなかった。

  16. avatar アライブ名無しさん より:

    オールドモーニングを思い出したように語り出すのは大多数が今は一般人やライト層で
    そういう人らの過去の美化補正や現在への偏見を抜きにした冷静な評価はまずこういう話
    って出ないんですよだって彼ら現在のドルヲタでもなんでもないですから、だからモーニングの看板って有難いと同時にそれを継承することって難儀なんです。

    そういうの差し引いた擦れた目線で見れば
    後藤は篭ってる割に(篭ってるからこそか?)キープしてるなぁと思いましたが
    他OGに関しては踊りを忘れたおばさんがノソノソ動いてるだけにしか申し訳ないが映らない有様
    現役のシャープな動きとは別物です
    、それでも「華」だのなんだのって囃すんですからもうどうしようもないよ、
    多分その「華」を今ならAKB48に感じてる人々なんでしょうし。

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