Juice=Juiceメジャーデビュー曲『ロマンスの途中』発売記念イベント、3日目は千葉県船橋市のららぽーとで行われた。千葉県は宮本佳林の出身県ということもあり、カリンちゃんさんからは事前に「ふなっしーの物まねをする」という公約が発表されていた。(※ふなっしー…船橋市の非公認キャラクター)
筆者も取材に行ってきたので、以下、当日のツイートを交えながらまとめる。イベント開始は18時、それに先立ち16時から優先観覧スペース券つきCDが発売されるということで、15時45分ころにつくと、すでに150人弱の行列ができていた。しかし配布される券はシャッフルしてランダムになっており、渡された券は200番台、300番台だった。事前の行列場所取り争いを緩和するための対策なのだろうか?
Juice=Juice@ららぽーとなう。16時よりCD発売開始。現在150人程の行列。(整理スタッフの計測器確認) 男女比は7:3くらいか? pic.twitter.com/pjPwuTqhwz
— 宮元望太郎 (エンタメアライブ) (@alivemnet) September 13, 2013
CDを購入する際に、近くにいた黒い背広姿のスタッフが二人で立ち話をしていた会話が耳に入ってきた。
「…今、一番集客力があるかもしれない…」
ららぽーとやタワーレコードのスタッフなのか、UFPのスタッフなのかも不明だが、確かにそう言っていた。前後は聞こえなかったので、「Juice=Juiceが」ではなく「ハロプロは」かもしれないし、関係ない他アイドルの話をしていたのかもしれないが、Juice=Juiceの集客力が、デビュー間もないアイドルにしては並外れたものがあるのは事実だろう。
Juice=Juice @ららぽーとなう。スタッフが「…今一番集客力あるんじゃないかな…」と話していた。前後のつながりは不明だが。#juicejuice
— 宮元望太郎 (エンタメアライブ) (@alivemnet) September 13, 2013
その後、館内をうろついて開始直前に帰ってくると、ついさっきまでリハーサルをしていたらしいことを風のうわさに聴く。失敗した。むしろ本番よりリハを見たいくらいだった。こういう催事スペースでのイベントの時は、リハーサルのことも忘れずにおきたい。
ステージ上にぽつんと置かれたカリンちゃんさん用の椅子。Juice=Juice @ららぽーと #juicejuice pic.twitter.com/iYDPUW2egQ
— 宮元望太郎 (エンタメアライブ) (@alivemnet) September 13, 2013
イベントは、『ロマンスの途中』、インディーズ時代の2曲と、アンコールで再度『ロマンスの途中』、途中にMCという構成で行われた。
1.ロマンスの途中(ワンハーフ)
MC
2.私が言う前に抱きしめなきゃね(MEMORIAL EDIT)(ワンハーフ)
3.五月雨美女がさ乱れる(MEMORIAL EDIT)(ワンハーフ)
MC
4.ロマンスの途中(フル)
MCでは、カリンちゃんさんが「ふなっしーのモノマネ」を披露した。(ふなっしーとは、船橋市非公認の船橋市ゆるキャラであり、ららぽーと南船橋では公認でイベント出演をしているらしい。)で、これがまた、ふなっしーが動いたり喋ったりしているところを見たことがないものだから、カリンちゃんさんが頑張っても、それがモノマネとして成立しているのかいないのかよくわからなかったのだが、ネットで動画を見てみると、まあ…似ていないこともなかったと思う。
途中、しつこくふなっしーのモノマネを続けるカリンちゃんさんに対して、宮崎さんが「今日はじめて見るお客さんから、カリンちゃんのこと『こういう喋り方の子……?』って思われちゃうよ」と優しく諭す場面があった。さすがリーダー。カリンちゃんさんの提案により、Juice=Juice内では年齢にかかわらず、ちゃん付け&敬語なしで統一されたことも、ユニットのまとまりや雰囲気の良さの向上に一役買っていると思う。
ミニライブ終了、握手会開始。最初は女性エリアから。メンバーと同じ人数の黒服が流している。 #juicejuice pic.twitter.com/EYEnQtmo1F
— 宮元望太郎 (エンタメアライブ) (@alivemnet) September 13, 2013
ミニライブ後の握手では、割とゆっくりの流れだったのでそれぞれのメンバーにメッセージを伝えることが出来た。
→宮本佳林ちゃんさん
椅子に座ってのパフォーマンスでも一番輝いてましたよ。
「わー、ありがとうございます!」→かなともさん
すごく応援してるんでがんばってください。
「ありがとうございます!」→あーりー
関西弁MC楽しみにしてます。今日も良かったですよ。
「あ、ありがとうございます?!」→さゆべえ
今日もセクシーに決まってましたよ「んのない」のところ。
「そうですかー、ありがとうございます!」→宮崎さん
いいとも大活躍でしたね!
「あ、はい、ありがとうございます!」
お気づきだろうか。全てのメッセージの返答が「ありがとうございます」であることを。
握手会というのは、アイドルにとって避けては通れないが、負担の大きい労働である。次から次へと眼の前に現れる、知り合いでもない相手とその場で会話をし、時には質問に答え、当意即妙な応答が求められる。少しでも笑顔が曇ったり、返答に窮したりすれば「塩対応」などとネットで陰口をたたかれる。
そんな握手会の負担を少しでも増やさないために、私は握手会ではアイドルが「ありがとうございます」で答えられるメッセージ以外は言わないことにしている。質問など言語道断だ。お前が何歳に見えようと、アイドルには一ミリも興味が無いし、関係ない。最近ハマっていることをファン個人に伝える義理も、ない。ファンとして、本当にアイドルのことを思うなら、そういう意識を忘れてはならないと思うのだ。
それにしても、握手後の列の様子を見物していて思うのは、握手が終わって列から出てくる時のヲタの幸せそうな顔よ…。たいてい、女子はそのままニコニコしているが、男は周囲の視線を気にして(別に誰も見てないけど)急いで顔を真顔に作りなおすのも面白い。
メンバー達も終始ニコニコしていて、いちいちファンの話に大きな相槌やリアクションを返しているので、実に頭がさがる思いだった。
ウィーアー?Juice=Juice!!!
それにしても、今回から導入された、最後の「ウィーアー?Juice=Juice!(会場唱和)」って、アレじゃないですか!
サイケデリックバイオレンス・アンド・クライム・オブ・ビジュアルショック!
ウィーアー?
ウィーアー?
ウィーアー、エーーーーッックス!
Juice=Juiceは伝説のアイドルを目指す。会場中が一斉にXジャンプならぬマサイジャンプ!(マサイは迷惑行為なので辞めましょう)