3月3日、Berryz工房のラストコンサートが東京・日本武道館にて行われた。そこで、メンバーの須藤茉麻から、ある「事実」に関するカミングアウトが行われ、話題を呼んでいる。
問題の発言は、アンコール明けの最後のMCにて飛び出した。活動停止する最後のMCということで、各メンバーがそれぞれ12年以上に及んだ芸能生活を振り返り、思いのたけを語っていく場面でのこと。須藤も12年半前の「ハロー!プロジェクト・キッズオーディション」を振り返り、オーディションに応募した動機の真相を明かした。
須藤は「なぜハロプロのオーディションを受けたのか聞かれるたびに『私はモーニング娘。さんが大好きで、TVや新聞でオーディションを知って受けようと思いました』って答えてきたんですけど、 本当は嘘で、妹のついでに受けたんです。」と衝撃告白。
さらに「当時、辻さんと加護さんの区別もつかないくらい」「アイドルにも興味がありませんでした」と本音をぶちまけると、会場にはどよめきと笑いが広がった。
しかし続けて、メンバーとファンのおかげで「苦手だった歌とダンスもいつしか一番幸せと感じるようになった」と語り、「12年半前の6月30日、あの日に戻るとしても絶対に同じ道を選ぶと思います。今は、オーディションを受けてよかったと胸を張って言えます」と涙ながらにきっぱりと宣言すると、場内は大きな拍手に包まれた。