スマイレージ改め「アンジュルム」新曲は中島卓偉が作曲　つんく♂の反応と評価は？

新グループ名の由来を説明する中西香菜

ハロプロ所属グループ・スマイレージが17日、渋谷O-EASTで開催された秋ツアーの最終公演で、新グループ名を発表した。

新グループ名は9月から一般公募していたが、メンバー中西香菜が考案したとされる「ANGERME（アンジュルム）」に決定した。名前の由来はフランス語で「天使」を意味する「ange（アンジュ）」と「涙」を意味する「larme（ラルム）」を組み合わせた造語。「天使のような心で、色々な感情の涙を流していきたい」（中西）という意味が込められている。

つんく♂の反応

この決定について、スマイレージを始めとするハロプロ所属グループのプロデュースを一手に引き受けてきたつんく♂は

「『アンジュルム』うん、なんか美味しそうな名前になったように思います。
改名して、弾みがつくといいですね。どんな事もよききっかけとして自分にプラスに変えていく
そんなグループであってほしいと思います！さあ、進んでいくで～」

とTwitterで発言。改めて、今回の改造劇に関わっていないことを匂わせた。

改名募集が開始された時には、ブログで
「いやぁ～驚きました。彼女達も知らない間に成長したなぁ。自分達でそんな計画をしてたなんて」としつつも「本気で自分達で思いついてやる事に意義があるし、こういう前向きな行動って勝利に近づいていくんだと思います。応援するっきゃないでしょ！でも、どんな名前になるんかなぁ・・スマイレーーージ！とかやったりして（笑）」
とコメントしていた。

作曲者は中島卓偉

2月4日には新グループ名と9名の新体制によるCDシングルが発売されることも明らかになったが、その作詞作曲がつんく♂ではないことも判明した。

リリース情報

アンジュルム シングル「大器晩成/乙女の逆襲」

発売日：2015年2月4日

• 初回生産限定盤A HKCN-50397 ￥1,600＋税 DVD＋イベント抽選シリアルナンバーカード
• 初回生産限定盤B HKCN-50399 ￥1,600＋税 DVD＋イベント抽選シリアルナンバーカード
• 初回生産限定盤C HKCN-50401 ￥1,600＋税 DVD＋イベント抽選シリアルナンバーカード
• 初回生産限定盤D HKCN-50403 ￥1,600＋税 DVD＋イベント抽選シリアルナンバーカード
• 通常盤A HKCN-50405 ￥1,000＋税 トレカサイズ生写真 ソロ9種＋集合1種よりランダムにて1枚封入(「大器晩成」衣装)
• 通常盤B HKCN-50406 ￥1,000＋税 トレカサイズ生写真 ソロ9種＋集合1種よりランダムにて1枚封入(「乙女の逆襲」衣装)

CD収録内容

1. 大器晩成　作詞・作曲：中島卓偉　編曲：鈴木俊介
2. 乙女の逆襲　作詞：児玉雨子　作曲：川辺ヒロシ・上田禎　編曲：CMJK
3. 大器晩成(Instrumental)
4. 乙女の逆襲(Instrumental)

中島卓偉は、アップフロント所属のロックミュージシャン。ハロプロファンには、真野恵里菜『My Days For You』やLoVendoЯ『イクジナシ』、ダイヤレディへの曲提供などで知られる。
児玉雨子は、Juice=Juice宮本佳林が結成前に担当した「コピンクス」の一連の企画CDを担当した作詞家。
昨年加藤紀子と結婚した川辺ヒロシは、「TOKYO No.1 SOUL SET」などで知られるHIPHOPミュージシャンで、編曲のCMJKは、元電気グルーブのメンバー。

アップフロントグループとして用意できる一流の布陣が揃っているが、これまで担当してきたつんく♂でなくなることについては、様々な意見があるようだ。

ファンの反応

これについて、ネットでは
「期待しちゃっていいのかな？」
「寺田の後継者は卓偉か」
「ゲッザファッカゥ!!!」
「卓偉、降りといで」
「つんく♂の健康状態はヤバいのか？」
など、期待と不安が相半ばする声が挙がっている。

つんく♂の中島卓偉に対する評価

ちなみに中島卓偉は、3年前にUstreamの配信番組でつんく♂と共演した際に
中「曲、書かせてくださいよ。例えばスマイレージさんとか」
つ「ほんまに書けるのか？『恋にブーイングブー』書けるか？」
中「書けますよ！『タチアガール』も書けますよ！」
つ「ホンマか？それならまず、今度秋葉原に“バックステージカフェ”作るから、そこで女の子たちが歌う歌書いてこうよ」
と言ったやりとりをしており、念願がかなった格好だ。

つんく♂は続けて「卓偉くんは素晴らしいメロディメーカー」「この10年、20年、30年の中でも、作曲する中でこいつ…ちょっと悔しいなと思ったのは3人いない。」（その中に卓偉が入っている）と評価している。

（文＝宮元 望太郎）