℃-ute武道館成功の今こそ検証する、伝説の『2006年・客が2人だけ事件』 ~本当はあのとき何があったのか

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前日に起こった本当の「事件」

この有名な動画を見て欲しい。

750 : 名無し募集中。。。 2013/09/11(水) 13:25:01.84 0

これていつごろ?

779 : 名無し募集中。。。 2013/09/11(水) 13:30:34.64 0

>>750
2006年6月10日 ℃-ute Cutie Circuit 2006@イオン水戸内原ショッピングセンター

>>763
2006年6月11日 ℃-ute Cutie Circuit 2006@OSC湘南シティ
(会場からの要請により無告知で行ったが、
お客さまが集まらず即売CDが10数枚しか売れなかった。メンバー一同認知度の低さにショックを受ける。)

ttp://www.up-front-works.jp/cutehistory/history/

公式の℃-uteの年表にちゃんと書いてあるよ
上の動画で調子のって告知無しでやったら下みたいな結果になったって事

783 : 名無し募集中。。。 2013/09/11(水) 13:31:13.48 0

>>750
それ水戸内原イオンのやつだから平塚と大体同時期

℃-ute公式年表に書いてあるとおり、平塚事件のまさに前日なのである。
客が2人どころか、ショッピングセンターを占拠するかのごとく集まったオタが、我が物顔に暴れ、叫んでいる。即売CDも売れたことだろう。

しかしこれは、イベントとして成功だったのだろうか?

いや、これはおそらく事務所としては失敗として受け止めなくてははならないケースだろう。もしこれを成功と捉えて779が言うように「調子に乗って」いたとしたらその事務所は本当にヤバい。

そもそもショッピングモールでイベントを行う理由は、コンサートという固定客を相手にする商売と違って、新規客を集める、一般層の認知度を上げるためだ。通行人の目に触れ、足を止めてもらい、CDを買ってもらえなくともせめて名前だけでも覚えてもらう。これが一般向けショッピングモールイベントの目的である。ショッピングモールなら、家族連れで将来の有望顧客になりうる少女世代にも訴求できるかもしれない。同年代女子のファンは、アイドルが喉から手が出るほど欲しい存在だ。

しかし、このイオン水戸イベントの地獄絵図を見て欲しい。

手前に写った少年がオタの怒号に恐怖して思わず耳をふさいでいるが、さもありなん。昼間のショッピングモールにむさ苦しい男どもが集まって奇声を上げ、奇妙な集団行動で暴れまわっている。この光景を見て、買い物客は「何?アイドルファン?キモ…」としか思うまい。

ここまでいくと、曲よりもオタの「ラミラミラミラミ!」のほうがインパクトが強く、認知度を上げる目的も果たせていない可能性がある。これは大失敗だ。ショックを受けるべきはむしろ平塚より前日のこのイベントだったはずだ。

次の日に無告知でゲリラ的に行なったのは、こうして忠誠度の高い、しかしあまりに熱狂的すぎるファンという事務所にとって痛し痒しな存在をある意味「切り離して」、本来のショッピングモールイベントの効果を測ってみたい、という思いが事務所側にはあったのではないだろうか。もちろん、台風が直撃したのは計算外だっただろうが。

ショッピングモールイベントにおけるファンの「大声」

この「ショッピングモールイベントにおける応援」は、古くて新しい問題だ。この2006年の動画ほどではないが、ついこの間、池袋サンシャインシティで行われたモーニング娘。の新曲リリースイベントでも、一部のファンが「ウリャ!オイ!ウリャ!オイ!ウリャ!オイ!」と怒号を上げている様子が公式動画にも残っている。

こんな声もある。

>池袋サンシャイン行ったけど、
>正直男ヲタの人の「ウリャ、オイ」って掛け声が、近くでやられると
>本気で気持ち悪かった、というより心底恐かった・・
>なんかすごく野太くて、腹の底から声を出してて、暴力的ですらあった
>しかもその部分が終わると満足そうなドヤ顔してるし
>あれ止めてくれないかな・・といっても無理か

「オイ!」は元々Oi!パンクの時代に生まれたライブにおける普遍的な掛け声であり、ハロプロの現場では定番化している。メンバーも煽りを入れたり、曲によっては最初から入れる場所が用意されたりしているのでいいだろう。「ウリャ」も個人的にはかなり受け入れがたいものがあるが、その是非はおいておく。
しかし、こうしたショッピングモールでのお披露目イベントでは、コンサート会場とは違う静かな応援スタイルにすべきなのではないか。

ひょっとすると、こうして大声を出しているファンは
「こういうアウェーの会場でこそ、俺達が頑張って声を出して盛り上げてあげなくちゃ!メンバーのためにも!」
と張り切っているのかもしれない。しかしそれはおそらく杞憂だ。そして、一般客にも歌を聞かせたい、気持ち悪いと思われたくないであろうメンバーにとって、それは逆効果である可能性も高い。

アウェーの現場で、周りを敵視するとしたらそれは大きな間違いだ。そこはあくまで買い物客が集うショッピングモールであり、メンバーもファンもそこにお邪魔させていただいている「お客さん」なのだ。ファンが周りにかけた迷惑は、メンバーに返ってくる。
本当にメンバーのことを思い、応援するのだったら、自分が楽しむための応援ではなく、周囲に配慮した「鑑賞」というスタイルが求められているのではないだろうか。

追記:2013/09/17
当時を知る方から情報をお寄せいただいたのでご紹介します。飯窪春夫(a.k.a.いぬいぬ) @idolpops
これ書いてるライターさんって俺っぽい切り口だけど俺じゃないよ(笑) http://bit.ly/183lsIN 平塚は確かテレビ雑誌取材用のイベントで「アイドルはこうやってイベントをやってるんですよ」的な内容だったような気がするんだけど…台風の影響もなかったような記憶が

飯窪春夫(a.k.a.いぬいぬ) @idolpops
@idolpops いわゆるマスコミ向けのなんちゃってイベントだったはずなんだけど、それを知っててあたかも不入り時代があったと表現するってのは悪質だよね>日刊スポーツ

飯窪春夫(a.k.a.いぬいぬ) @idolpops
@alivemnet あら、ご本人様(笑)。私の友人の知り合いが1人見に行ってるので(割と近所の在住)、二人ってことはないでしょうねー。当時の記事では親子連れが握手をしているシーンがありますが、それが仕込みだったかは不明です
2013年9月17日 8:18 PM

飯窪春夫(a.k.a.いぬいぬ) @idolpops
@idolpops @alivemnet ただ雑誌取材用のイベントだったことは確かで、当時の知人らはCutie Circuitのフルコンプを目指していたこともあり、事務所に裏切られた…というより俺たち信用されてねーなーって気分だったようですね
2013年9月17日 8:24 PM

(文=宮元 望太郎)

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