Berryz工房 徳永千奈美が須藤茉麻の舞台に差し入れたもの

3月3日の武道館ラストのMCで全てを持って行った須藤茉麻さん、4月5日まで、「こぶしファクトリー」のメンバーたちと演劇女子部として ミュージカル『Week End Survivor』の舞台をつとめています。

茉麻のありがたいお知らせ

お芝居の現場で茉麻に逢えるだけではなく、いろいろファンにとっては嬉しいお知らせを、たくさんお伝えしてくれています。
3/31のブログでは、清水佐紀さんと熊井友理奈さんが、舞台を見に来てくれたことを報告してくれています。

佐紀ちゃんについては、3月28日、29日の「ひなフェス」での目撃報告が相次いだことから(含む投稿者)、元気にしていることは知られていましたが、熊井ちゃんについては、3/3 以降の初情報かと思います。
茉麻のブログを読んでいて、思わずPCの前で、「熊井ちゃんっ!!」って声を出してしまいましたよ。

それに先立つ3/30のブログでは、徳永千奈美さんが舞台を見に来てくれて、差し入れまでしてくれたことを、報告してくれていましたね。

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茉麻がブログで、こうしてお知らせしてくれていることによって、たくさんのファンが心を和ませていることかと思います。
Berryz工房のメンバーが元気そうにしていること、特に顔出しNGではなさそうな様子などがわかって、今後のメンバーたちの活動を待っているファンにとって明るい材料が増えるだけではなく、お互いの仲良さそうな様子が、変わらぬメンバーたちの様子がお伝えされて、もうそれだけで、心の中で温かい部分がじんわりと広がっていきますよね。

思い出される一種即発の危機(笑)

でも、単純にお知らせしてるだけだったり、ただメンバーがお芝居を見に来てくれたというだけの話題では終わっていないのが、流石なところだと思っています。

そう、その千奈美ちゃんが茉麻に差し入れたという「ジュース」のことです。すでにファンには有名なエピソードかとも思いますが、千奈美ちゃんが「昔みたいにガチで喧嘩になるかと思った」という、楽屋でのジュース争奪の一件です。

ラジオでも千奈美ちゃんは話していたかと思いますが、この件の最も詳しいぶっちゃけは、1月に発売された『完熟Berryz工房 The Final Completion Box』のオーディオコメンタリーに残されています。

『ロマンスを語って』のオーディオコメンタリーで語られたことは、次のとおりです。

  • 撮影にあたって、楽屋が、3人(千奈美ちゃん、ももち、雅ちゃん)と4人(佐紀ちゃん、茉麻、熊井ちゃん、梨沙子さん)の二つに分かれていた。
  • スタッフさんが長野の出身で、4人の方にいくつか果物のジュースの差し入れがあった。
  • そのジュースを飲みたいということで、夏焼雅さんが4人の楽屋に取りに行くことに(本人の弁によれば「私はパシられた」とのこと)。
  • 何種類かあるジュースを喜んで飲んでいるうち、気がついたら、あるジュースを飲み干してしまっていた。
  • 全部飲んじゃったなあ…と思っていたところ、4人楽屋にて、茉麻が「飲みたかったジュースがない!」と騒ぎ出す。
  • この時点で誰が飲んだのかは4人には明らかになっておらず、茉麻が怒ってることを3人楽屋へ伝える雅ちゃん。「ヤバイことになった」と。
  • 「これはまずい」と、「ガチで喧嘩になるかも」と、焦る3人。
  • いろいろ対処を検討するも、結局、3人で茉麻に「私たちが飲んじゃいました。ごめんなさい」と、正々堂々と謝ることに。

上記のぶっちゃけを面白おかしく開陳している際も、茉麻から、たとえば「いや、べつに起こってたわけじゃないからね」みたいなフォローの一言がなかったことから、① ほんとに怒っていたんじゃないかと思わないでもないことや、② 雅ちゃんと千奈美ちゃんが、お互いに相手の方がより罪が重いということにしようとする様子(雅ちゃん「私はパシられた」に対して千奈美ちゃん「おめー、最悪だな!」)も、楽しい一幕でしたし、③『ロマンスを語って』のオーディオコメンタリーなのに、全然曲の話をしないで、こうした楽屋話しに終始している点も、④ 対処を検討する3人や結局謝ることにしたその素直な様子も、⑤ 千奈美ちゃんが「昔みたいにガチで喧嘩になるかと思った」と言っていて、それがこの『完熟Berryz工房 The Final Completion Box』に収められた昔の楽曲のPVとも相俟って(さらには、Berryz工房祭り Berryz工房DVDマガジンvol.41 徳永千奈美×嗣永桃子での告白なども脳裏をよぎって)、昔はほんとうにくだらないことで良く喧嘩していたというメンバーたちの述懐がリアルに迫ってくる点など、どこまでもBerryz工房らしい楽しさにあふれた珠玉のオーディオコメンタリーではあったわけですけども。

この、“茉麻が飲みたかったのに、別の楽屋のメンバーに飲み干されてしまって、あわやグループ崩壊の危機か!?” となったジュースこそ、千奈美ちゃんが茉麻の舞台に差し入れた、桃のジュースだったのでした。

気遣いの可愛らしさ

その、いわば因縁のブツを、しっかり差し入れる千奈美ちゃんです。
もちろん、上記の騒動は、茉麻が桃のジュースが好物だからこその騒動なわけで、単純に、仲良しの好物を差し入れたとすべきところかも知れません。しかし、私は、千奈美ちゃんも、茉麻も、ちゃんと上記の一件を踏まえていると思っています。

おバカエピソードに事欠かず、自分でも自分のことを「おバカ」認定している千奈美ちゃんですが、こちらでも書いたように、実は一番周囲に上手に気を配っているのも千奈美ちゃんだと思いますし、メンバーたちの証言が一致しているように、昔のことを一番よく覚えているのも千奈美ちゃんですから。

千奈美ちゃんが茉麻に差し入れたのは単に桃のジュースというだけではなく、そして「あんときはスマンかった」という意味を込めただけじゃなく、きっと、いろんなことがあった共有されている思い出込みで差し入れられたものなんじゃないか…と思うのは、ちょっと思い入れに過ぎますかね。

そうでなくとも、この桃のジュースを茉麻に差し出すときに、きっと千奈美ちゃんはニッコニコしていたに違いありません。

ほんとに、こんな素敵な女性が、いったいどうやったら育つものなのか。
あの弾むような千奈美ちゃんの笑顔は、心根のやさしやさや健気さを、そのまんまに表しているように思えてなりません。

*****

そうこうするうちに、当の千奈美ちゃんがブログを再開しましたね。
言うまでもなく歓喜していますが、これが恒常的なブログ再開なのではなく、エイプリルフールのおふざけなのだとしても、それでも千奈美ちゃんらしいとしか言いようがないのは、「さすが」の一言に尽きます。
「さすが」の一言に、自分の文才では表現しきれない万感の気持ちを込めて。

(文=kogonil)

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“Berryz工房 徳永千奈美が須藤茉麻の舞台に差し入れたもの” への3件のフィードバック

  1. avatar アライブ名無しさん より:

    ええ話や・・・

    • avatar 匿名 より:

      この筆者の文章表現に対して、そういう批判が出てくるのも分からんではないが
      こと千奈美に関してはこういう感想を抱かざるを得ないんだよねぇ。
      >ほんとに、こんな素敵な女性が、いったいどうやったら育つものなのか。

  2. avatar アライブ名無しさん より:

    >ほんとに、こんな素敵な女性が、いったいどうやったら育つものなのか。

    ほとんど全部、自分の勝手な想像で話を進めておいて、こんな結論を導き出す精神構造は、いったいどうやったら育つものなのか。

    どれを読んでも無駄に長くて要領を得ないこの人の文章から感じられるのはBerryz工房やハロプロに対する愛じゃなくて、実はそれらを愛でているつもりの自己愛だよね。

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